今年も、「気づいたら・・・」年が明けておりましたびっくり


明けましておめでとうございまするんるん♪




大型連休の9連休も、本日が最後


明日から現実社会へと戻ります



年末年始の休暇をどう過ごしたかというと、


東野圭吾に終わって、東野圭吾から始まりました。



昨年末はこれ

カッコウの卵は誰のもの (光文社文庫)/光文社
¥680
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お正月は、、、

白夜行 (集英社文庫)/集英社
¥1,050
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白夜行


とてつもない厚さの小説


通勤に持ち歩くには非常に重いので


ずーーーっと、本棚の中で眠っていたのですが


この連休で遂に手をつけました↑


800ページを超える超大作、よくぞ巧妙な構成を途切れさせることなく綴りあげる、

東野圭吾の頭の中を、一度是非とも拝見したく、存じます




というか彼の作品は、どれもこれも皆面白い!!!


が、それだけじゃない



先見の明というか、光っているなぁと圧巻を否めない



彼のデビュー作の『放課後』

放課後 (講談社文庫)/講談社
¥600
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これが発表されたのが1985年


この小説のキーになる重大なポイントに、ジェンダー的要素があったのだ


何かは言わないけれど


今から約30年前に、すでに気づいていたの?という感じ



やっぱり私のベースはジェンダー研究があるから、

そういうアンテナは常にビンビンしているわけで(笑)


この小説を読んだとき、「この人、実はすごい?」と気づき、



これまた先日、分厚いからと本棚で冬眠していた、



片想い (文春文庫)/文藝春秋

¥861
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性同一性障害がテーマ



金八先生で上戸彩ちゃんが性同一性障害を演じて、

広く認知されるに至ったのに


それより前に発表された『片思い』


時代の流れ、先取りですね





こんな感じで彼の小説はいろいろ読んでいますが、

私と洋ちゃんの大絶賛はこちら


さまよう刃 (角川文庫)/角川グループパブリッシング
¥740
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性暴力に、少年法・・・



少年法だよ、少年法


この要素を全体にちりばめながらクライマックスまで駆け巡る、このストーリー


ページをめくる指が震えます




ただエンターテイメント性のみを追求したようなミステリーではなく

社会問題などをテーマに同時並行させるような中身のぎっしり詰まった作品を

短期間にいくつも発表するのだから、


はっきり言って、

お弟子さんのアイデアを失敬したり・・・

すんごく優秀なブレインがいるんでしょ・・・


なんてことを想像してしまいますが・・・



それでもすごい


補って余りある才能なんだろうなぁ↑




こんな感じで私は東野圭吾の作品の大ファンですが、


ガリレオシリーズのみ、読んでいません



なぜかというと、




化学にめっぽう弱い私の脳みそに、


ガリレオシリーズは、トリックが理解できないのですやば



ガリレオシリーズは、福山雅治に頼ります