今年も、「気づいたら・・・」年が明けておりました
明けましておめでとうございます
大型連休の9連休も、本日が最後
明日から現実社会へと戻ります
年末年始の休暇をどう過ごしたかというと、
東野圭吾に終わって、東野圭吾から始まりました。
昨年末はこれ
- カッコウの卵は誰のもの (光文社文庫)/光文社
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お正月は、、、
- 白夜行 (集英社文庫)/集英社
- ¥1,050
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白夜行
とてつもない厚さの小説
通勤に持ち歩くには非常に重いので
ずーーーっと、本棚の中で眠っていたのですが
この連休で遂に手をつけました
800ページを超える超大作、よくぞ巧妙な構成を途切れさせることなく綴りあげる、
東野圭吾の頭の中を、一度是非とも拝見したく、存じます
というか彼の作品は、どれもこれも皆面白い!!!
が、それだけじゃない
先見の明というか、光っているなぁと圧巻を否めない
彼のデビュー作の『放課後』
- 放課後 (講談社文庫)/講談社
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これが発表されたのが1985年
この小説のキーになる重大なポイントに、ジェンダー的要素があったのだ
何かは言わないけれど
今から約30年前に、すでに気づいていたの?という感じ
やっぱり私のベースはジェンダー研究があるから、
そういうアンテナは常にビンビンしているわけで(笑)
この小説を読んだとき、「この人、実はすごい?」と気づき、
これまた先日、分厚いからと本棚で冬眠していた、
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性同一性障害がテーマ
金八先生で上戸彩ちゃんが性同一性障害を演じて、
広く認知されるに至ったのに
それより前に発表された『片思い』
時代の流れ、先取りですね
こんな感じで彼の小説はいろいろ読んでいますが、
私と洋ちゃんの大絶賛はこちら
- さまよう刃 (角川文庫)/角川グループパブリッシング
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性暴力に、少年法・・・
少年法だよ、少年法
この要素を全体にちりばめながらクライマックスまで駆け巡る、このストーリー
ページをめくる指が震えます
ただエンターテイメント性のみを追求したようなミステリーではなく
社会問題などをテーマに同時並行させるような中身のぎっしり詰まった作品を
短期間にいくつも発表するのだから、
はっきり言って、
お弟子さんのアイデアを失敬したり・・・
すんごく優秀なブレインがいるんでしょ・・・
なんてことを想像してしまいますが・・・
それでもすごい
補って余りある才能なんだろうなぁ
こんな感じで私は東野圭吾の作品の大ファンですが、
ガリレオシリーズのみ、読んでいません
なぜかというと、
化学にめっぽう弱い私の脳みそに、
ガリレオシリーズは、トリックが理解できないのです
ガリレオシリーズは、福山雅治に頼ります