泣けた月髑髏 | ハルカ フェ

ハルカ フェ

好きなモノを好きな写真で綴る日記

年末に決めたことを
まずは有言実行!


髑髏城の七人〜上弦の月    
の感想を書きます。



初見と2回目をいっぺんに書くので
長くなります。
ネタバレも多少ありますので
ご注意を☆

気分を害された方は
即座にスルーして下さい🙏





〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜




12月3日の初観劇の感想を
書けなかったのは、
色々な意味で、、
書く意欲が湧かなかったから。


そういう事も
防備録として記しておこうか、
とも思いましたが
2回目を観た上で、
その時に書けたら書こうと。




そもそも、
初回を観に行った時は
下弦の月が機材の不具合で
公演中止になったすぐ後でした。


そんな事への不安と、
観れなくなってしまった人の
それぞれの状況で奪われた時間やお金、
何よりも、
楽しみにしてきた気持ちを思うと、
私のワクワク感も奪われていました。


演じる生身の人間はいるのに
幕が開かない、、
舞台って一体何なんだろう。


世界に2つしかない劇場は確かにスゴイけど
見たいのはお芝居・・


などと、当時は
劇場を否定する思考にまでなるほどでした。


始まってしまえば、
圧巻の舞台効果に、仕方のない事だと
納得できるんですけどね。。




そんな、
気持ちが温まってない状態での
観劇ですから、その時に思ったことを
そのまま書くのは嫌だなって。



何しろ、
新感線の音楽を聴いただけでも泣ける私が
泣けない、という一大事!!


心身共に万全のコンディションで観たときに
どう思うのか。。


2回目に賭ける事にしました。




ただ、、

今までは
そんな沈んだ気持ちの時でも
(アノ時やアンナ時だって…(´-`)
すぐに覆してくれたんですけどね。
早乙女太一という人は。。


今回は、そうじゃなかった(笑)







私が勝手にイメージして(求めて)いた
太一天魔王は、
得意とする所の、
静かな中に怒りと憎しみと悲しみを持った
冷血で残酷で切なくて←コレ大事!
そして激しい←コレも大事!
とにかくカッコイイ天魔王さま、、



それがまさかの、
森山天の上をいく狂気っぷり😱
時折見せるオネエ口調・・


「そ、それでいぐ気げ?」
   (そのキャラで通すのですか?)

ワタクシ、戸惑いを隠せませんでした。



ある意味、
ファンの理想を裏切ったそのキャラは
太一くんの挑戦でもある、と思うと
愛おしくもなりましたが、
全く以てトキメかないのが大問題!


しかも、その天魔王には
私好みの切なさがない。



とはいえ、

悪の天魔王に"同情"を求めることが
そもそもの間違いなので、
その太一天は正解なのかもしれません。
あっぱれ✨と褒めるべきなのかもしれません。





だけど、

トキメキたーーーい😣💦


私は、早乙女太一に
ドキドキをもらいに行ってる訳で。
それを封印されると
心がさまよってしまいます。






そして、、


そのキャラ以上に大問題だったのが

殺陣!!




私は、早乙女太一に
ゾクゾクさせられに行ってる訳で。
こんなもどかしい殺陣を見せられたら
魂が拗ねてしまいます。



もちろん、
ある程度覚悟はして行きました。

蘭兵衛と天魔王は、
殺陣の場数も道具も心情も違いますから。

なのでそこはいいのです。





殺陣というのは、やはり
相手があって成り立つもの。



たとえば、

ゆっくんとの殺陣の
速さと手数を10としましょう。

あ、鳥髑髏の蘭兵衛も10でした。




今回の月髑髏・・初見。

全体的に手数は少なく、
いいとこで7。
本来そこから上がっていくはずなのに、、
一番の見せ場で、
刃を合わせた途端、2に失速。。

唖然としました。




なんだこれは・・






殺陣初心者の人気俳優さんが
太一くん相手に
あそこまでやるのは
相当な努力をしたのだと思います。
・・したのかな?😅





きっと、
コツだって教えてると思うんだけどな。。



でも、それができたら
みんな早乙女太一になっちゃうな。。



誰もが出来ないから
凄いんだよなぁ。。



だからゾクゾクするんだもんなぁ。。






あぁ、マジか・・






というのが
12月上旬、初見での感想でした。



とはいえ、
無界の里での襲撃、
刃を交わすまでのちょっとした合間の
スタンドプレイ的な刀の扱いは
素晴らしかったです。流石でした☆



そんな当たり前のうっとり❤話は
おいといて、、の感想です。




それに、
もはや、
我々は、
自分たちファンが満足したい、
という思いだけでは見てなくて、


太一くんを初めて見る人達に、
太一くんの凄さ、美しさ、素晴らしさを

見て欲しい!

驚いて欲しい!!

ファンになって欲しい!!!

最低10人に、

早乙女太一スゴかった☆と

拡散して欲しい!


という思いがあるわけで。






福士蒼汰の笑顔が
めっちゃくちゃ可愛いかった❤



なんて、
こっちが拡散してる場合じゃないんだよ😣と
思いながらの
再登城だった訳です。


あれから3週間。




まず、


天魔王のキャラが変わってるーーー!!!


狂気の怖さより

怒りの怖さが強くなって、

私の理想寄りになってるーーー😆😆😆


あ〜ん❤カッコイイ(笑)



やはり、

あ〜ん、いや〜ん、的な事は
太一くんが言うより
ファンに言わせてほしい!


とても良かったです😌




それに、

初見では違和感だらけだった
それぞれの関係性が、
しっくりきたのもあったので

それも、まぁまぁ良かった😌



高田聖子さんが蘭に対して
生き地獄を味わっているとは
どうしても思えないんだけど、
(感情移入ができません😢)

仲間が皆殺しされてからの
太夫の演技には、今回泣かされました。

ほんと巧いですね✨


そこからは最後まで
涙腺決壊でした。




あとは、
霧丸も上手かったな♪






そして、

問題の殺陣!





太一くんの失速が、

3くらいになってるーーー!!🙌



いやいや、これは大きな進歩です。



正直、
まだまだ、全然ですよ!(おにww)

ですが、あと2ヶ月で、
4にも5にもなる可能性があるとみました。
若いですし、初心者ゆえに期待できます☆

頑張って欲しいです。





今回、

蘭兵衛を見てると、
太一蘭の残像が幾度となく現れましてね。

三浦翔平さんの前にはっきりと
太一蘭の姿が重なるように見えるのです。


不思議な感覚でした。

それを見て、

やっぱり素敵✨と、涙。




で、

翔平蘭さんだって、
カッコイイのに、
色気だってあるのに、
声だって素敵なのに、
殺陣になると

何が残念なんだろうと。(おいっ)



逆に、
太一蘭は何が素敵なんだろうと。(やれやれ)



重なって見える二人を見てたら
それは明らかでした。



重心を低くする膝の軟らかさ、

摺り足移動←これ覚えてほしい!

どんな動きでも背筋が伸びている姿勢のよさ、

3手先まで見据えた動き!

人を斬る時のリアルな刀の動かし方、

間合い。




これらをどうか、

少しでも盗んで頂きたい🙏です。






また3週間後、再登城します。

どんな風に進化してるか、

殺陣のレベルは上がっているか(笑)

とても楽しみです☆





本当はもっと書きたい事も

あったんですけど、

それは次回に🙋




失礼致しました。。