旅の前半で気付いたことを纏めてみました!
自分にとっては旅で得た、大きな収穫なのでシェアします。
完全なる個人的見解なので賛否両論あると思います。
他の人がどのように考えているか、色んな考えを聞きたいと思っていますので
もしよろしければ賛否両論、どちらの意見でもコメントしてもらえると助かります。
海外に出て外から見ると、日本人がとても変わっている人種だということに気付いた。
ホスピタリティやマナーが良いというイメージがあるけど、それは表面上の話で
実際は『心の狭い日本人同士で規制し合ってる』だけなのではないかと考えるようになった。
今回、日本とアジア諸国の大きな違いを2つ見つけたのでまとめておこうと思う。
人はそれぞれパーソナルスペースという「これ以上は近付かないで欲しい」というラインを持っていて
その距離は対象相手の性別、年齢や対象相手との親密度によって異なってくる。
満員電車の中、渋谷などの人ごみでストレスを感じるのは自分のパーソナルスペースを侵されているから。
俺は心理的距離感にも同じことが言えると思う。
親友の愚痴を聞くのと初対面の人の愚痴を聞くのではストレスは全然違うし
好意を抱いている人にタメ口で話されるのと全く好意を抱いていない人にタメ口で話されるのでも感じるストレスは違う。
このストレスを感じるラインを心理的パーソナルスペースと呼ぶことにして、
この円を心理的パーソナルスペースだとすると、近付かれ過ぎた場合に接触した赤の部分でストレスを感じる。

日本人の場合、他人が近付き過ぎることを過剰に嫌い、ストレスを受けても無言で我慢する人が大半で
自分自身も知らぬ間にこの接触を起こしてしまう事を恐れて自身の行動を制限している人が多い気がする。
なので大人になるに連れ、相手との適切な距離を探りつつ、少しずつ警戒しながら距離を縮めていく。
自分は他人に迷惑を掛けないように気をつけるから、あなたも迷惑をかけてこないで!ってスタンスの人が大半。
特に関東の人はそんな感じだと思う。
この考えだと、人と多く関れば関るほどストレスは増え、
全ての人に迷惑を掛けない様にする為には自分達に行動制限をかけなければならず
結局は人付き合いが面倒と感じてしまうようになる。

でもアジア諸国は全然違うんさ。
アジア諸国の場合は、他人が近付き過ぎることをすんなり受け入れる。
例え自分にとって嫌な行為をされたとしてもあっさり受け流してしまう人がほとんど!
受け流せないことはきちんと相手に伝えて誤解が解ければ握手して仲直り!
その代わり自分からもグイグイと相手の心理的パーソナルスペースに踏み込んでいく。
自分も他人に迷惑を掛けているから、他人の迷惑には目を瞑る!ってスタンス!
中国の場合は少し特殊で、マナーもへったくれもなく、相手が自分と同じ事をしても怒る人が多い!
アジア諸国:

日本:

中国:

まずはそのスタンスの違いが1番目!
どの世界でも心理的パーソナルスペースの接触によるストレスを避ける為に『マナー』というものを創り、お互いの行動に最低限の規制をかけている。
特に日本人はお互いの心理的パーソナルスペースを侵さないようにマナーをたくさん創ってきた。
でもそのマナーのせいで本来ストレスを感じなかったことにすら、ストレスを感じるようになってしまった人がたくさんいると思う。
例えば優先席での携帯電話の使用。
これは元々、政府が「もしかしたら携帯電話の電波がペースメーカを誤作動させる可能性があるかもしれないから」というなんの根拠もなしに創られたマナー。
全世界で携帯電話の電波がペースメーカーを誤作動させた事例は1件もなく、こんなことをしているのも日本だけ。
でもそのマナーを守らずに優先席で携帯をいじっている人を見てストレスを感じていた人は少なくないと思う。
俺も実際にヒステリックに怒鳴って携帯の電源を切るように注意してた人を何回か見たことあるし。
電車の中での通話も同じで、周りに気を使いながら小声で電話している人を怒る人がいるけど
集団で大声を出して話している人達には怒らない。
もし電車の中の通話がマナーとして禁止されていなければ、小声で電話する人にストレスを感じる人はまずいないっしょ。
これは自分の心理的パーソナルスペースとは別に『マナー』という新しいストレスを感じる境界線を作ってしまったんだと思うんさ。
本来、自分に害がないはずなのに『マナー』によってストレスを感じる。
これが2番目に他のアジア諸国になく、日本人特有の変だと思ったところ。
※ちなみに上記で紹介したマナーは破っていいという意味で紹介してるわけではありません。
無意味と知ってても創られてしまったマナーは守らないとストレスを感じる人がいるから
そのマナーがマナーでなくなるまでは守らないといけないと考えています。
ちなみに自分の心理的パーソナルスペースを簡単に狭める方法がある!
それは『相手との親密度を擬似的に上げること』!
例えば恋人や家族の場合、ずっと一緒にいてもあまり気にならない。
これは心理的パーソナルスペースが限りなくゼロに近いということ!
俺は『人類、みな兄弟』の精神で色んな人と接するようになってから
他人の粗相も温かい目で見れるようになった気がする。
これは自分の心理的パーソナルスペースが他人に対しても兄弟と同じくらいのレベルまで狭まったから。
でもこれはあくまで自分の心理的パーソナルスペースのみが狭まっただけで
他人から見たら、俺は他人な訳で俺の粗相は兄弟レベルに甘く見てくれるわけではない!
相手の心理的パーソナルスペースを狭めるには、相手に心を開いてもらうしかないから
簡単な事だと、挨拶する、お礼を言う、一緒に食事する、一緒に飲みにいくとか基本的なことなんじゃないかなー
相手によって違うからこれは難しいけど、自分の心理的パーソナルスペースを狭めるのは簡単!
ちょっと小難しい話になっちゃったけど、どの世界でも共通のマナーは『自分がされて嫌なことは相手にしない』ってこと!
日本人は心が狭く、ささいな事でもイライラするから、相手が少しでも嫌がりそうなことは遠慮してしまう。
アジア諸国は心が広く、大抵のことは気にならないから、自分も好き勝手やる代わりに相手の好き勝手も許す。
これが決定的な違いだと思うなー
日本人から見る日本人のイメージは「頭が良くて、親切」って人が多いけれど
実際、地図を見て歩いていたら中国でもアジア諸国でも色んな人が声を掛けてきてくれる。
親切さは日本が一番低いんじゃないかなと感じる場面に多々出くわした。
今まで海外から見た日本は「最先端の技術」「製品が精密で壊れにくい」というアジアのトップとしての
イメージが強かったけど今は少しずつ韓国や他のアジアの国々に追いつかれつつある。
これからは指示された作業だけしか出来ない人間はどんどん仕事がなくなる風潮がある。
工場や流通業でもどんどんロボット化が進んで、自動でプログラムを書いてくれるシステムももう使われ始めてる。
これからは『発想』を出来る人間が重宝される世の中になるはず。
そんな中で個性を殺し合う日本社会を続ければ、他のアジア諸国に抜かれていくのは目に見えてる。
もともと人で溢れかえっている日本でみんながストレスを感じないよう行動するのは不可能だし
どうせなら、小さいことでイライラしない大きな器を持って人に接すればいいんじゃないかな。
日本の自殺者数が多いのも、うつ病が増えているのも、この日本人の性質に起因している気がしてならない。
人を助けることで自分も助けられる。 人を許すことで自分も許される。
そんな連鎖を繋げていって、もっと住みやすく、知らない人同士でも助け合える環境を作っていくべき。
政治や社会にもそれは言えて、今の日本に必要なのは批判ではなく、感謝や協力。
俺らはお互いを監視したり規制し合う習慣を捨てて、もっとお互いを尊重し合う社会に変えていかなきゃいけないと思った。
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