今日も、「意識の起源史」(エーリッヒ・ノイマン著)という本を読んでいる。


P147まで読んだ感想(というか、僕の連想)


太母と息子
ウロボロスから少年への移行
胎児や幼児の時の母との一体感から独立の少年期へ
少しずつ自我が芽生えてくる

(といってもここで著者が少年と言っているのは何歳頃の子を指して言っているのか何も書かれてない。私自身の勝手な考えでは1歳半から10歳くらいまでかなと思う。他人を見て美しさや優しさを感じられる印象だけでもいいがとにかく他人を評価することができる年齢だと思う。)

古代エジプト神話やギリシャ神話に出てくる女性(女神)がたくさん出てくるのだが、リリスについては本書ではあまり詳しく書かれてない(これはリリスと言った方が日本人にはわかりやすいかもしれない。エヴァンゲリオンに出てくるから)。古代ユダヤの伝説によると、イブの前にいたアダムの前妻。悪魔の娘であり、イブに善悪を知る木の実を食べるよう誘惑した蛇でもある。幼児を貪り食う・・・程度の解説だが、別の本での私の記憶では、アダムとリリスはともに両性具有者だったり、ヨハネ黙示録に出てくる大淫婦(七つの頭を持つ不気味な獣に乗って現れる女性。世界に姦淫などの罪をもたらす、人々を食い物にする)であったり、という。


今日はここまで・・・



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