昨夜、いや、今日未明(8月2日日曜日午前3時~5時)FMラジオJ-Waveの「Life is music」を聴いていた。ふかわりょうがパーソナリティをしている番組だ。ふかわは哲学的なことをよくいうから、それで初めて聴いてみたのだ。今回の番組の中で、ふかわは以下のようなことを言っていた。



人生に意味なんてないんです!。
この世はビックバンでいきなり誕生したんだと思うけど、今まで世界はビックバンで誕生してはまた消滅し、何回も爆発しては消えていって、それの繰り返しなんだと思う。
人間は人生や世界に意味を求めてしまうわけだけど、この世界が何故誕生したかとか、そんなのは全く意味がないと思うんです。意味はないんだと思う。爆発して、消えて、それの繰り返し。そこに、意味はないんだと思う。


ネガティブに皮相的に語ってるわけではなく、無意味を強調しながらも、それを美しいというか、それでいいんだというような感じで受容しているような語り口だった・・・



もちろん、その通りかもしれないし、ふかわのように、まずまず幸せに暮らしている人ならば、それでいいであろう。そうじゃない人、苦しみながら日々生きている人は自殺してしまっても別に構わないのだろう・・・



世界にとって、世界がどうなろうと、苦しむ人間がいようと、人間が死のうが、自殺しようが、まったくナンセンス・・・意味がないのであろう・・・

だから何だ?ということになるであろう・・・



しかし、私は、さらに、考えたい。

そんな世界が何兆年後に何回も起こした爆発ももうできなくなり、まったく、何も残らない無の状態になって、それで終わりとなった時、あるいは、何兆年経とうと、いつまでも永遠に爆発消滅を繰り返し続ける世界があったとして、それで、一体、いったい、いったい・・・・・



もう一度ふかわが言ったことを記す

意味なんてないんです!



いったい、いったい、って納得いかない人間の気持ちなんか関係なく、世界は意味なく流転し変化し消滅しまた生まれる・・・



もし、意味や目的なんかあったら、世界は自己矛盾してしまうであろう・・・・目的のさらに目的は延々と続いてしまうから・・・
いや、世界は別に自己矛盾しても構わないことだろう・・・矛盾しながらも、意味を内包し、存続していく・・・



※今日も今後の参考に全然ならない無意味な内容でした・・・
ちなみに、今、NHK-FMのきらきらクラシックきいてます。これもふかわりょうが司会をしているラジオ番組です・・・