輪廻転生だとかのスピリチュアルとか無神論やビックバンを唱える科学とかでは説明できない問題がある。


それは『何故この世界はあるか?何故自分は誕生したのか?』だ。


これに答えがないというのは、おかしい。

もしくは、あるからあるのだというのは、説明になっていない。


唯一、答えてくれるのは、死後に出会える神だけだろう。


だからと言って、自殺して早く死後の世界に行こうとするのは本末転倒だ。

この世界があって、この自分が存在することに、何らかの意味があるはずだから、それを否定するような自殺は、神の目的から逸脱してものであり、死後も神に会えずに、地獄に行くか、もう一度この世に生まれ変わらされるだけだろう。


神の目的が神の単なるエゴだという可能性はない。この自分の存在は、この自分の為のものであり、さらにはこの世界のためであり、最終的には神のためなのであろう。 とにかく、苦しもうと辛かろうと、それが後で非常に大きな恵みにつながるような成果として、死後報われると考える方がより自然な科学的な考え方だ。科学的という言葉を使ったが、もちろん、科学ではなく、科学者の論理的な自然な合目的な類推の態度のことを言ったのだ。 無神論を説く科学者は、真の科学者ではなく、ビジネスマンのような存在だ。市場に受け入れられる現実的な妥協案をプレゼンテーションし自分の利潤を目指して他者と駆け引きする職業の人のことだ。本当の科学者は謙虚だし、無知の知を知っているし、理由や根拠や目的を考える者だ。わからないものはわからないというのは正しい態度だが、それだけしか示さない態度は科学者ではなく政治家だ。責任逃れ、職務放棄だ。 科学者は思索し仮説を立てるものだ。


とにかく、『何故この世界はあるか?何故自分は誕生したのか?』を検証しようとしない態度は、科学者ではないだろう。理由なんてないというなら、科学者を辞めるべきだろう・・・