宗教は信じてはいませんが、興味は持ってます。三大宗教のうち、イスラム教はあまりわかりませんが、仏教は釈迦の教えがすごく哲学的な感じがして感心させられるし、キリスト教は弱いものに対する優しさに感動させられたりすることもあります。
ハリーポッターは年間5000万部のベストセラーなんでしょうが、聖書は年間5億部の大ベストセラーです。しかも毎年です、他の書物とはケタが違うベストセラー、ロングセラーなのです。


今日は聖書で感動した章を一つ紹介します。ヨハネによる福音書第9章。この章で、生まれつきの盲人が登場して、イエスの弟子たちがイエスに聞きます「この人が盲人なのは、本人の罪のせいか?それとも両親のせいか?」イエスは「誰のせいでもない。神の与えた使命なのだ」と。かなり私なりの解釈(勘違いかもしれませんが・・・)ですが、その後、イエスは地面に唾を吐いて、その唾で泥を作って、盲人の目に塗って言われた「シロアムの池に行って洗いなさい」。盲人は言われた通りそのようにして目が見えるようになったということです。。。シロアムとは遣わされたものという意味があるそうで、この章で、暗喩的に示されているのは、人の不運、不幸は、その人が罪を犯したからとか、努力が足りなかったとか、そういうわけではなく、ただ神様からの試練であり、そして、必ずそれは解決される。人生、いろんな辛いことがあります、泥を塗られるようなひどい目に遭うこともあるでしょう、他人からつばを吐きかけられるような屈辱的なことも経験したりするでしょう。。。しかし、それはすべて自分を愛してくれている神様が与えてくれている清い贈り物であり、素直に、従順に、人生の試練を受け入れる気持ちがあれば(キリストを信じれば)、いつか報われる。。。そんなことを言っているのではないかと私は思いました。。。