前日までただの雪玉だったのに

この日の朝、ドアを開けたら

可愛い顔がこちらを見ていました。
今日のtaitai

taiがこんなことするわけないし

お父さんも知らないと言うし

でも、偶然・・・というわけでもないだろうし。

お隣のお姉ちゃんかな?

サプライズ、有難う!


*     *     *



プレイグループに行くときは

9時すぎに家を出るのですが

水曜日は、7時30分出発。

出勤するお父さんと一緒に

まだ雪の残る道を、駅まで歩きました。
今日のtaitai
駅でお父さんと別れ

バスを3台乗り継いで行ってきたのは

ダウン症児の言語訓練グループ。


イギリスダウン症協会関連の組織が主催しています。

taiが参加することになったのは「year3」

3歳児を中心としたグループで

メンバーは、男児3名、女児1名の4人。

小さなテーブルを囲んで座りました。


ご挨拶の歌に始まり

さようならの歌で終わる1時間。

セラピストの指示も、子どもたちの応答も

ことばと共にマカトンサインで表現されます。

と、同時に、

ほとんどの課題で文字が提示され、

音読が求められます。


例えば、「~をください」。

箱の中から好きなおもちゃを選ぶように指示され

ガラガラ「rattle」を選んだtai。

一度セラピストにrattleを渡し

「I want the rattle please.」と書かれたカードを

単語を順番に指差しながら音読します。

と言っても、taiは全く読めないので

私だけが読むのですが。

その後、今度はサインをつけながら音読。

動作語の課題でも、同じように進められました。


ところで、この場合、「読む」といっても

文字を覚えたての子どもたちが

「ひらがな」を一音ずつゆっくり指さしながら読む・・・

というスタイルとはちょっと違います。

英語の場合、

アルファベットそれぞれの音を当てはめていけば正しく読める

という規則性のある単語ばかりではなく

目で見て覚えるしかない、あるいは

目で見て覚えた方が効率的な単語が沢山あるため

一文字ずつ順に追わせるのではなく

単語と音とを結び付けさせることから始めるようです。


同時に、文章の形を覚えさせることによって

音声が不完全でも、サインを使ってコミュニケーションが成立するように

という、狙いもあるのでしょう。


もちろん、平行して

文字と音とを1対1で結びつける課題や

単語を構成している音の単位を認識する課題もありました。


まだ言語発達のごく初期にあるとはいえ

生まれてからずっと日本語にのみ親しんで生きてきたtai。


日本語の1文字は「み」で、音は「mi」。

単位は「子音+母音」あるいは「母音」のみ。

単語を構成する単位ごとに手を叩くと

「ミ・ル・ク」で三つ。


英語の1文字は「m」で、音は「m」。

「前後にいくつかの子音+母音」がひとつのまとまりで

「milk」の構成単位は一つ。


こんな規則の違いは

taiにはどんな風に感じ取られたのかな。

はっきりとは分からなくても

なんとなーく違和感はあるのかな。



以前見学した別のダウン症言語グループと

内容や方法は、ほぼ同じでした。

ダウン症に限定しない言語グループでも

同じような指導方法がとられているのかどうかは分かりません。

いつか、見学や参加の機会がもてたらいいなぁと思っています。


*     *     *



最近のtai。


「おかーさん、きて!」「おかーさん!!きてっ!!」

が、激しくなってきています。


以前は、何かを並べてその成果を見て欲しいときにだけ

呼びに来ることが多かったのですが

最近は、特に何かを見て欲しい・・というわけではなく

隣にいて欲しい、近くにいて欲しい、という感じのようです。


何かを「並べる」といえば

これまでは、本当にただただ並べるだけでしたが

昨日あたりから、何かに見立てて配置するようになってきました。


「ももたろう」
今日のtaitai

茶色い踏み台のようなものは「桃」

左右の二人は「おじいさん、おばあさん」

だそうです。


「ごはん」
今日のtaitai

大好きな「赤ちゃんマン」を囲んでの食事会。



+++++++
ご訪問有難うございます。

ももたろう熱は更にヒートアップ!

朝の第一声が

「おはよー。おきてっ!おーきーてっ!」から

「ももたろう!ももたろう!ももたろうみる!」

に、なりました。

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