60過ぎてから
膝の痛みを
頻繁に感じるようになった。
階段を昇るときや
自転車を漕ぐとき
右の膝に痛みが走る。
たまに
膝の骨が外れたようになることもある。
正座をすれば
足が攣る。
老化を強く感じる瞬間だ。
出掛けた次の日は
必ず体のどこかに不調を感じる。
もう遠出はするな
というサインなのだろうか?
健康に自信のない私は
その都度
あー、もっと真面目に
がん検診、受けておけばよかったー
と後悔する。
いつ死んでも悔いはない。
やりたいことはやって来た。
今はオマケを生きているだけだ。
でも
痛いのは嫌だなぁ
街を歩いたり
電車に乗っていると
ヘルプマークをつけた人を
よく目にする。
一見
健常そうな人でも
どこかに不自由を抱えている人は多い。
特に悪いところもなく
今まで生きられたことは
当たり前なのではなく
有り難いことなのだ。
でも
それに気づくのは
不調になったときでいい。
健常時に感謝しなくても
不調になった時に
感謝すれば良いのだ。
心から感謝できることが
不調になったときの
特権だ。