父の勿体無い精神 | 60代シニア初心者のルンルンでドタバタな日常

60代シニア初心者のルンルンでドタバタな日常

50代で介護職を経験し実父と叔母の援助をしながら人生初の60代を生きています。これから『高齢者』と呼ばれるようになる私たちシニア初心者のために日常の自分を通して『シニアの心得』を発信しています。共感していただけると嬉しいです。ご一緒に歳を重ねましょう!

今日は

汚い話である。


高齢者と汚い話は

常にセットである。


流れ星


92歳の父には、

それほど長くないだろうからこそ

死ぬまで幸せを感じながら

生きて欲しい。


戦争を知っている世代である、

「幸せだなぁ〜ラブ」なんて

お花畑を感じなくても

せめて不満のない状態で

過ごさせてあげたい。


常にそう思っている私は

父の言うことを

よく聞く良い子だ歩く


名前を呼ばれたら

大きな声で

「はい!」とお返事し

用事を頼まれたら

5秒以内に遂行する。


法事などの準備は

完璧にこなす。


まぁこれも

父が不満を感じないようにするため。


虹


ここから汚い話。


今朝、父が

「鼻が出て仕方ないんだ。

ティッシュが勿体無いから

ガーゼ用意して。

ガーゼなら繰り返し使えるだろ。」

と言った。


父は

一度鼻をかんだティッシュを

そのまま放置しておき

濡れていない部分を探しては

繰り返しそのティッシュで

鼻をかむオエー


鼻をかんだ後のティシュがいつも

父の手の届く範囲に何枚も

置いてある。


ティシュが勿体無い

そうだ。


私は

「そのガーゼ、誰が洗うの?」

と心の中で問い

当然私だと思ったので

「今時ティッシュなんて

そんなに高くないんだから

一回使って捨てちゃっていいんだよ。」

と懇願するように言った。


掃除をする時

使用後のティッシュの山を

ハサミで挟んでゴミ箱に捨てている。


父は私に

ティッシュを捨てられるのが嫌で

ガーゼであれば捨てられなくて済む

と思ったのかもしれない。


それでも私は

ガーゼを用意した。


あー不安

どうなることやら。