昔の人は考えた。
「こんなに苦しい世の中で
生きる意味なんてあるの?」
古代ギリシャ人にとっては
「生まれてこないことが
何にも勝る幸福であり、
次に幸福なのは
生まれたからには
できるだけ早く
死ぬこと」
だったそうだ。
生きる意味なんて無い
と言っているのと同じである。
今の時代においては
そのような思想は
あまり一般的でない。
ということは
ある一定の幸福を
皆が享受できている
ということか。
虚無感に駆られたとき、
人は生きていることに
意味を見出したくなる。
自分の価値を
確かめたくなる。
でもそんなものは
誰にでもあるものではないし
確かなものでもない。
悩みなぎら生活していく中で
たまに、
生きていて良かった
と思う日が来る。
幸せホルモンは
人間みんなが持っている。
それは
夢とか目標を達成した時にしか
放出されないものではない。
単調な暮らし
安穏な毎日は決して
当たり前のものではない。
素敵だなぁとか
好きだなぁとか
良かったなぁとか
気持ちいいなぁと思えたら
それが生きる意味
なのではないだろうか?
どれだけ
何かを愛することができるか、
愛するものが多ければ多いほど
生きることは意味深くなる
と私は思う。