コロナ禍における
感染症の予防がもたらす
高齢者への悪影響について
有識者の方々から
色々な意見があった。
高齢者が病院に行けなくなったのに
コロナ以外での死者は増えなかった
とか
外に出られないため
運動不足になり
老化が進んだ
とか・・・
それまでは
自由にお散歩したり
コミュニティに参加したり
ボランティアしたり
デイケアに行ったりして
体を動かし
人との交流を楽しんでいたのに
急にどこにも行けなくなり
部屋に籠って
居なけばなければならなくなった。
人の筋肉は
使わなければ退化する。
筋肉が落ち
生活不活発病である
廃用症候群になってしまうのは
明らかだ。
ましてや
老人ホーム暮らしで、
自分の部屋から出てはいけません
なんて言われたら
脳も使わなくなり
認知症まっしぐらだ。
勿論
親族とも会えない。
死ぬまでの
残された貴重な時間を
地獄のような寂しさと
日々動かなくなっていく
入れ物である身体を持て余し
かけがえのない命の時間は
削られていく。
ホーム側は
コロナによる死者を出さないように
努力するだろう。
そのためには
個室に閉じ込めておくしかない。
誰とも関わらない時間が長くなれば
認知症になるまでの期間が短くなる。
今後
コロナよりも強力なウイルスが
人間を襲うことが
あるかもしれない。
今回のことを教訓にしなければ
コロナ騒動の意味がない。
自分ならどうするか、
またその時社会は
個々人の要望に
応えることができるのか。
仮に感染したとして
死ぬまでの間に
自分の一番しておきたいことは
何なのか、
いつそうなってもいいように
準備をしておくことが大切だ。