スマートフォンの普及による
生活様式の変化に伴って
公共のマナーも
アップデートが必要になってきた。
トイレットペーパーの三角折りは不潔
とか
エスカレーターは片側を空けずに
二列とも立ち止まって利用する
とか
ご近所さんの柔軟剤のにおいや
タバコのにおい
BBQのにおいが洗濯物につく
などのにおい問題も
知らなかったらつい
今まで通りにやってしまいそうなことばかりだ。
中でもスマートフォンのマナーは
全ての年代に於いて
守られていないように感じる。
若者が歩きスマホをしているのは
若者に寛大な私は
「若いんだからしょうがない」
と思えるが
いい大人が歩きスマホをしているのは
とても不快だ。
60代70代になると
歩きながら文字入力をするのは
なかなか難しくなるため
歩行が遅くなる。
歩いていたかと思ったら
道の真ん中で急に立ち止まり
LINEの返信をやり出す。
後ろを歩いていた私は
ぶつかりそうになり焦るが
謝るでもなく
歩行者の邪魔にならないところによけるでもなく
仁王立ちになって入力を続けるのだ。
視野が狭くなり
自分のことしか考えられなくなるのは
歳を取ると仕方のないことだが
マナー以前に
何より危険だ。
だからこそ
周りに気を配り
気持ち良い人間関係を保つためにも
スマホマナーは時代に則して
アップデートし続けたい。
マナーとは
「守ることでお互いが気持ちよく過ごすための心遣い」
価値観の違いを認めることも
含まれていると思う。
自分の行動は正しいと思う前に
相手が気持ちよく過ごせているかを考えられる人になりたい。