親の介護から得られるものって? | 60代シニア初心者のルンルンでドタバタな日常

60代シニア初心者のルンルンでドタバタな日常

50代で介護職を経験し実父と叔母の援助をしながら人生初の60代を生きています。これから『高齢者』と呼ばれるようになる私たちシニア初心者のために日常の自分を通して『シニアの心得』を発信しています。共感していただけると嬉しいです。ご一緒に歳を重ねましょう!

誰かのためになりたい

という思いは

生きる原動力になる。


貢献感は人に

喜びをもたらす。


子育てにおいても

母親は子供のためにいかなることも

犠牲にする。


なんなら命さえ差し出す。


それは

将来の人類を背負う

かけがえのない子宝を慈しむよう

母親には母性本能が

備わっているからだ。


でも

誰かのために時間を使うということは

自分の時間を

犠牲にしているということだ。


たまに

自分の方が大切で

子どもをネグレクトしてしまう

親がいる。


大好きなケーキを

毎日食べていたら

そのうち飽きて

食べたくなくなるだろう。


どんなに好きなことでも

やりすぎは良くない。


子育て中の方々だって

定期的な

ストレス解消が必要だ。


介護はどうだろう。


私はあまり貢献感を

感じていない。


子どもの成長は嬉しいが

年寄りの老化は悲しい。


年寄りは

周りがどう手を施しても

その甲斐はなく

毎日確実に老いている。


やっぱり

自分のやっていることの成果が明確で

それが明るい未来に繋がっている

と思えなければ

やりたくなくなってしまう。


つまり私は

図らずも

見返りを求めてしまう

愚かな人間なのだ。


そんな中で

一点の光を見出そうとするならば

親の今を

自分の将来に

照らしてみることだ。


親を見て

自分がそうなった時の

身の振り方を考えておく。


介護の経験があってよかった

と思える日を迎えるために

今があると思いたい。