「夢」や「安心」を手に入れる方法 | 60代シニア初心者のルンルンでドタバタな日常

60代シニア初心者のルンルンでドタバタな日常

50代で介護職を経験し実父と叔母の援助をしながら人生初の60代を生きています。これから『高齢者』と呼ばれるようになる私たちシニア初心者のために日常の自分を通して『シニアの心得』を発信しています。共感していただけると嬉しいです。ご一緒に歳を重ねましょう!

世の中には

保険が大好きな人と

大嫌いな人がいる。


夫は

親族や知り合いに

保険屋さんが多いからか

生命保険だけで

3つも入っている。


夫は言う。

「安心を買っているんだ。」


父は

保険が大嫌いで

何にも入っていない。


ある時実家に泥棒が入り

纏まった現金が盗まれた。


夫は

「保険に入っておけば良かったのに」

とドヤ顔で言った。


泥棒が入るということや

癌になるという

万が一の時のことを想定して

日々の収入のうちの何%かを

保険会社に渡す。


保険会社が儲かるのは当然だ。


万が一の時にしか

そのお金は使われないのだから。


私の知っている

保険会社に勤めている女性は

いつも綺麗な身なりをしていて

毎年海外旅行をしている。


会社にとっても自分にとっても都合の良い

新しい保険を勧めてくるときは

豪華なお食事を奢ってくれる。


たくさんの人の"万が一"という

不安をネタにお金を取って

高い給料をもらっている。


おまけに

お客さんと良い仲になったりする。


世の中には

宝くじが大好きな人と

大嫌いな人がいる。


私は

宝くじを買ったことが一度もないが

夫と息子は

宝くじが大好きだ。


私は息子に言った。

「宝くじって

交通事故に遭うより当たる確率が

低いんだって。」


事実を言っただけだ。


夫は言った。

「夢を買っているんだ。」


夢を買うとか安心を買うなんて

贅沢者のやることだ。


株に投資した方がまだいい

と私は思う。


価値観の合わない人と暮らすのは

心がざわつくが

自分の価値観を

見直すきっかけにもなる。


感謝することにしよう。