【住職中村のつぶやき】

おかげさまで「親子で一緒に"あきらめて手放す"で慈愛を育てる」本が出版されます。

住職が書いた子育て本が売れるのか❓という声に「私が売ります」とドヤ顔をしている中村です😁

毎月発行している寺報「寺院だより」にお薬師さんのくすり壺コーナーがあります。薬剤師として10年勤めた住職中村が健康に関するコラムを書いています。

今回のお題は「お粥の十徳」です。

２０歳で体験した高野山での修行中は朝食は必ずお粥だけでした。このため昼食が待ち遠しかったことを覚えています。中には「修行だから１週間断食する」という強者もいて、私にはその精神構造が理解できなかったことを覚えています。

お粥には十の効果があると道元禅師（曹洞宗の開祖）が説いています。

①肌の色艶がよくなる

②力が湧く

③長生きする

④心地よくなる

⑤言葉が滑らかになる

⑥未消化の食べ物を除く

⑦気の流れをよくする

⑧飢えを除く

⑨のどの渇きを除く

⑩大小便の調子がよくなる

です。

たしかに、高野山の修行を終えて自宅に帰ったとき、家族から顔の色艶がよくなったと言われました。

修行中で、食べ盛りの若者が、朝はお粥だけで生活できたのは、お粥で力が湧いたからなのでしょう。

私は体質的に下痢傾向がありますが、お粥を食べていた修行期間は下痢にならなかったことを思い出しました。

朝食はパン派ですが、お粥にしてみようかな。

お粥で健康になりましょう。

※参考　

合掌

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【健康】お粥の十徳