ミュージカルの聖地『帝劇』に”出勤”するファンなら周知ですが帝劇の舞台床面の昇降装置ってすごいじゃないですか。巨大なステージが音もなく突如現れたり、格納されるシーンすら美しかったり。さらに左右どちらにも回転したり。『笑う男』でも見事なまでに大きな美術セットを駆使して作品の世界観に貢献していたのですが、細部に凝ったセットはもちろん、小道具やお衣装も含めてまるでしかけ絵本の世界だったのです。(洋書の飛び出す絵本が大好きだった少女時代の私得)そんな見事な舞台装置がありながら、シンプルでも壮大な影の演出が素晴らしかったんですね。(影の演出大好き)
ドン・ジュアンで2階席から見た、セビリアの人々が大地を踏みしめる板の影に血が騒いだのは既出ですが、昨日1幕終わりのグゥインプレン(主演浦井さん)のソロで己の出自を知るシーンで投影された影。ずっと貧民として育ってきた彼が実は…という展開で緞帳?に映し出されたグゥインプレンの大きな大きな影。最終的に影は3体になるのですが、富や権力の大きさの象徴のようでとても印象的でした。素敵な演出に帰宅後パンフのスタッフ欄を見て感激!ドン・ジュアンでも照明演出をされていた笠原俊幸さんでした。そして今回のキャスト、スタッフ紹介欄に『ドン・ジュアン(生田大和演出)』というテキストが散見され、みなさんのご活躍がなんとも嬉しい限り♡ふじがやくんもまた、板の上に立ちたいと思い始めている頃ではないかとニヤニヤしました★こんにちは!
彫刻家のマリアは石像に触れ、石像に寄り添うことで石像(自分)と対話していましたが、冷たい石像からはなかなか心を掴むことができなかった。自分の本当の気持ちさえわからず生きていて。でもドン・ジュアンと出会い、本当に愛する人の手なら離すことなんてできないと知るわけですよね(『変わる』より)そして生まれ変わってゆくドン・ジュアンの心の温かさ優しさに触れ、惹かれ合い求め合い、互いに触れ合うことで生まれる感情をふたりがとても美しく表現していたじゃないですか。触れるたびに重なるハーモニーの美しさ。ドスの効いた一幕とは別人のように柔らかくピュアに歌い上げるドン・ジュアンと、生き生きと輝くふたりの姿が大好きだったんですよね。特に朝チュンシーンで盛大に歌い上げるマリアソロ『彼を愛してる』「夜明けに照らされて~」からのドン・ジュアンに触れるまで、触れながら歌うマリアの『彼を愛してる』の慈愛に満ちた眼差しと指先までもが好きすぎて♡お星さまになってもふたりは永遠と誓い合うシーンからのデュエット『愛だけが』。未来を描くふたりの絆の強さや多幸感で最高に盛り上がるシーンは極上の心地良さ、幸せを噛み締め楽しげ笑いながら客席に背を向けて走り去るディズニー感にニヤニヤが止まらないほどだったじゃないですか♡ そのシーンが昨夜、グウィンプレン(浦井さん)とデア(真彩さん)のデュエットでフラッシュバックして猛烈にドン・ジュアンに会いたくなってしまいましたね…😭
そして2021年11月の編集画面にまだ書き残したレポが溜まってましたね笑
カーテンが作られてから二人が暗闇の中手を繋いでスタンバイするのですが、客席に見えないところでもドン・ジュアンとマリアでいるふたりが愛おしくてその登場シーンを見逃すまいと双眼鏡ロックオンしていました。いつだったか私の入った公演で1度手を繋がずにスタンバイした日があったんですよね…毎回じゃなかったのかな~(見える席と見えない席があるので不明)
昨日の仕事はミュージカル「ドン・ジュアン」の公開ゲネプロ。稀代の色男を熱演した藤ヶ谷くん。担当デスクに「絶対!!これで!!お願いします!!」と念押しした色気ムンムンの一枚は是非紙面でご確認ください🥰#KisMyFt2#キスマイ#藤ヶ谷太輔💖#ドン・ジュアン#デイリースポーツ pic.twitter.com/HSXjw14wiF
— 伊藤笙子(デイリースポーツ) (@daily_itosk) 2021年10月21日
DVDリリースまで2カ月切りましたね♡のぞ様の円盤のように売り上げよかったらB-rayにもなるかしらん♡
昨夜のカテコがYouTubeにアップされてます♡
可愛い真彩さんを是非♡