首相と総理と大統領。その4 | 賢いニュースの読み方。

首相と総理と大統領。その4

世界で民主主義国家と演じるアメリカ。最近のアメリカは民衆の意見を反映しているように見えない。

「仕事は楽しいかね?」の主人公が「どんなに働いても暮らしはよくならない。景気がいい、景気がいいというがこれ以上悪くなったらいったいどうなってしまうんだ。」

と言うフレーズがある。


日本では橋本龍一郎元総理が一億円もらったとかで大騒ぎしたときがあったが、アメリカでは企業が政治家に献金するお金は無制限。(ちなみに個人献金は1000ドルまでときまっている。企業献金を禁止する法律が2002年11月にできたらしいがこの法律で規制されている企業はきまっており、それ以外の政治団体ならいくらでも献金が集金可能らしい。つまり今回の大統領総選挙では迂回献金がどうどうとまかりとおっていた。)


アメリカの選挙は州ごとに投票方法が違う。これは世界でもまれなことらしい。そしてコンピュータ当票機のメーカーのプログラムは容易に書き換えることができたと言ううわさがあり、「どんなにケリー候補を押してもブッシュが出てきてそのまま画面が終わってしまった。」という有権者が続出した。


そして不思議なことにアメリカ総選挙は火曜日。平日である。

つまり仕事を休んで行け、忙しい人はいくな。これは投票日が数日間かかった昔の風習といっているらしいが変えようと思えばいくらでもかえることができたはず。


じつはアメリカの選挙の投票率というのは60%。これは市役所でわざわざ有権者登録をした人のうちの60%と言うから実際はもっと低い。


アメリカの民主主義は金で買える。アメリカの大統領はアメリカという国の王様と言われるゆえんだ。

そしてこれは民主主義とはいわない。帝国という。


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