独り言。 | 賢いニュースの読み方。

独り言。

ガソリンの値段があがる、大豆の値段があがるなど、経済とは本来とても身近なものだ。

一時期、米がぜんぜん国内でとれずにタイ米やカリフォルニア米などを緊急輸入したことがあった。


世界の流れは僕らの生活ととても身近なことにかかわっている。

京都議定書が発行され、政府は1990年ベースで二酸化炭素排出量削減目標を6%削減されるとあるが、これはあくまでも1990年の排出量をベースにしており、現在の排出量に換算すると約13%程度削減しなければいけないことになるらしい。


排出量を削減させるということは経済活動が停滞する。そのような理由でインドや中国、アメリカなどは議定書にサインをしなかったときいている。


小泉改革は郵政民営化して終わりになるような気がする。小泉首相が総理になってそろそろ4年、「構造改革、構造改革!」と叫んでいたが、目に見えた結果というものが自民党をギクシャクさせたことぐらいというのはとても悲しいのではないか?


参議院選のとき、CMで日本の山や畑のテロップが流れ、「この国を想い、この国を創る。」とかいうふうにいっていたがこれをもじって「あの米国を想い、その属国を創る。」なるパロディをどこかでみたが、いまの政治をみていると、そのとおりになっている。


日本は戦後、エネルギーや食料をアメリカにおさえられており、食料自給率40%の現在で輸入農作物4割をアメリカに依存している現在で輸出を禁止されたら直ちに日本国内にてパニックに陥るだろう。

食料問題ひとつとっても政治の問題は根が深く、政治家の発言、行動すべて国民生活に関係しているものだと思う。


初めに身近なものに経済学があると書いたが、すべての経済活動は僕らの身近なものに結びついている。

いろいろな視点で物事をみられるように、、、、、、、なれたらいいなぁー。