当たり前ですが、新規のお客様を増やすには?
毎日悩んでいます。
ガソリンスタンドで今まで経験を積み重ねながら試行錯誤してきました。
そうして気づいたことは、
●商圏を自店から片道2キロに絞る
●お客様のターゲットを絞る=自社の車検の強みを打ち出す
●宣伝広告
うーーーん。当たり前のことばかり。
まず、商圏を自店から片道2キロに絞る理由は
新規の車検を増やす目的は、車検を入り口に今後TCS全般の長いお付き合いをして頂くこと。
ですので、車検を受けて頂いたお客様が今後も気軽にクルマの相談に来やすい距離感であるということです。また、エンジンが急にかからないとか、クルマのトラブルが発生した時に、自店から直ぐに駆けつけることが出来る距離感でもあるということです。
理想を言えば、どんな遠いところでも伺いクルマのトラブルを解決したい気持ちは有るのですが、小人数で運営している以上商圏を広げ過ぎることは運営上リスクが有ります。
次に、車検の新規を増やすためにお客様のターゲットを絞りました。
あくまでガソリンスタンドの車検という特性を考えると
『安い!』という特色を出して入り口を広げるのが一番分かりやすいと考えました。
車検の内訳は基本料金(簡単に言うと手間賃みたいなもの)+法定費用(自賠責保険+重量税+印紙代)+メンテナンス代
となり、メンテナンス代は実際にクルマの状態を診断してからのご提案となるので、
車検代はいくら?かかるの?というお客様の答えには
基本料金+法定費用の合計がそれにあたります。
法定費用はどこで車検を受けてもほぼほぼ同じ(自賠責と重量税ははどこで受けても同じで、印紙代はユーザー車検か指定工場など受ける方法で何百円か異なります)
となれば、車検が安い=基本料金が安いということになります。
でも、この基本料金が曲者です。ディーラー、カーショップ、町の修理屋さん、ガソリンスタンドなど車検はどこでも受けることが出来ます。
しかも、この基本料金という言葉には法的な決まりが無いので、各社様々は呼び名をつけています。
例えば、基本料金0円+完成検査費用6000円+事務代行手数料6000円+車検整備費用12000円とか。。
何のことやら、、、、、
非常に分かりにくいです。
ですので、弊社では『分かりやすく、親切、ていねい』というモットーを掲げているので、料金も分かりやすく、何とか手数料というのは無しで基本料金9800円という打ち出しをしています。
商圏内で自社の車検工場での車検の基本料金としては地域最安値です。
へー、単なる安売りやん。
では無くて、実際ポスティングチラシやネットでも基本料金9800円と打ち出していますが、
基本料金は9800円のコースのほかに13800円と17800円のコースが有ります。
9800円に4000円足すと沢山の付加価値が付き、さらに4000円足すと、またまた付加価値が付くコース内容となっています。
しかし。ポスティングチラシやネットでの説明はあえて9800円のみにしています。
弊社では、車検の事前無料見積りを必ず実施しているので、新規のお客様には特にじっくり時間を掛けて『分かりやすく、親切、ていねい』に車検のコース説明やメンテナンスをどこまで実施するのか?お客様それぞれのご要望と2年間安心して走行して頂けるための整備のプロとしてのアドバイスをしています。
ですので、実は9800円のコースを選ばれる方は25%
なんです。4人に1人ということです。
とにかく、地域で一番安いで興味を持ってもらって、事前見積りに来店されたら
めちゃくちゃていねいな対応なので、見積り後の成約率は95%なんです。
https://www.takarazuka-syaken.jp/
でも、結局は安い!というのは入り口で
人間力で勝負しています。