【新入荷!】






◾️つきよしの 限定 純米大吟醸






長野県上田市の若林醸造さんが醸しているお酒です。若林醸造は大正時代の創業の小さな蔵で、近年は日本酒の売り上げ不振で、麹を自ら造るのを辞めて、他社からの購入に切り替えて細々と酒造りを続けていました。蔵元の若林文夫さんは自分の代で蔵をたたむつもりでいましたが、お嬢様の若林真実さんが東京の会社勤めを辞めて後を継ぐと宣言したのです。真実さんは25BY(醸造年度)の造りから同じ市内にある信州銘醸で修業入り。合間を縫って酒類総合研究所の2ヶ月の研修も受講。26BYには麹を購入してお酒を1本造りました。そして、27BYを前にして古くて放置されていた麹室を大改修して使えるようにして、完全自醸に移行。総米300キロの小さな仕込みですが3本造りました。評判が良く、売れ行きも順調だったことから春先に1本を追加して、27BYは4本を真実さんが自力で醸しました。若林醸造のお酒は完全地元向けでしたが、今は市外、県外へと売り込みをかけています。このため、お酒の銘柄も漢字の「月吉野」ではなく、ひらがなに変えて、親しみやすさをアピールしています。そして地元のお米で最高級のお酒を造りたいという思いからつくり上げた、こちらが純米大吟醸です。

お米が固いことから、すっきりとした味になりやすいといわれている美山錦を使い、極寒期に低温発酵にて贅沢に仕込みました。この機会にぜひ一度お楽しみください☆







きときと富山を肴に今夜もほっこり日本酒で乾杯☆