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準々決勝で負けた後にステージ上で複数の方々から声を掛けられました


レフトの4番の子は、どうしちゃたの?

バテバテだったね…あそで踏ん張れていればね


レフト4番とは、お馴染みのタツトです(笑)


基本は甘ったれのおぼっちゃまくんです

おっと、また保護者から「悪口ばかりいう最低の監督だ」と言われそうです

(タツトのご両親はそんなことは言いません)


そんなタツトがハイキューに感化されたのかエースになりたい!と言い出したのは今から4ヶ月ほど前です


これまでの成長はブログで記してきた通りです。本当にコツコツと練習するようになり、エースになりたい!という目標に近づいたと思います


都大会という本番の試合で自分の力を出し切るのは簡単なことではありません

厳しく言うと、エースという立場は負けたけど頑張ったよねと言われたらお終いです


負けた試合で決めきれないエースが頑張ったと慰められて、自分を納得させてしまったらお終いだということです


タツトの足りない部分は、試合中に泣いてしまうというところです

これが私からおぼっちゃまくんと言われてしまう理由でもあります

決して悪口でいっているわけではありません


保護者たはちは、可愛い!とか可哀想!とかいっていますが、エースになりたいという立場からすればバカにされているのと同じだと個人的に感じています


敢えて厳しく言いますが、そんなことを言われて悔しさを感じないようではエースになどなれません


バテないエースなどいませんよ

苦しくないエースなど存在しません


それを自力で支えた上でチームを引っ張って、仲間すらも支えることができるのがエースなんですから、途中でバテバテになり諦めたように映ってしまったのはエースの姿勢ではなかったということです


後は、タツト次第です

泣くことで励まされる言葉(叱咤激励も含む)を待つ甘えが抜けないままなのか、自立して行くのかは本人次第です


今の時代、そんなやり方で教えることをパワハラや悪口と捉えられて騒ぐ方々がいますが、私は敢えてハッキリと伝えます


負けたけど、本当によく頑張ったね!と言われてしまう。そんなエースを目指しているのかい?


準々決勝では、第一セットを取った後の第二セット、10本のスパイクを打ち、7本がスパイクミスだった


キャプテンみずきが必死にレシーブして、4年生が膝を震わせながら二段トスにした


確かにどれもナイストスではなかった

だけど、それをことごとくミスしていたらもう太子堂に勝ち目はない

相手を勢いづかせてしまいサーブは走り出した


ましてやミスした後にうつむきがちに許しを請うような表情をしていては勝てるわけがない


なぜならば、それが太子堂でエースになりたいと言っていた人のチームが苦しい時の姿勢なのだから勝てると思うのかな?


このタイミングで自分でどうしたら良いのか悩めないようではエースなんて夢のまた夢だよ