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日々、指導する上でとても大切なことは選手との信頼を築くことですが、ジュニア指導の場合には、監督としてのビジョンや子どもたちへの思いを親に伝えることも大切だな〜って感じています


お母さんたちは皆さん若いです。

私と15〜20歳くらい年齢が離れていますから話さないと理解して貰えないです  

親に理解して貰えないとやりたいような指導はできない時代なんだと思います


なぜならば、子どもたちと真剣に向き合っていれば時には厳しく教えることもあります


たまーにしか会わない指導者ならば、怒らないで指導することは造作もないことです。例えば、たまに孫に会う祖父母は優しくできるけれど、親は我が子には厳しくなり口うるさくなるのと似ています


でも、所詮は他人なのだからちゃんとコミュニケーションをとって、恨まれないようにとか、気持ちを誤解されないようにしておかないとギクシャクしてお互いに辛くなります


そのギクシャクがすべて可愛い子どもたちに悪影響を及ぼすのだから労を惜しんではいけないのだと思うのです


指導者と話をすると、親も自分勝手に振る舞う方や家庭の都合をゴリ押ししたり、チームへの協力を拒んり、自己中でコミュニケーションに疑問のある方が増えたのも事実です


モンスター、ヘリコプターと揶揄される親は我々のような指導者を疲弊させるようになりましたが、親にはその自覚がないので余計に困らせるわけです


指導者は頑張っている子どもが辞めさせられることにならないように気を遣いますし、チームの人数が少なければ辞められて活動ができなくなるのを恐れてしまうこともあるでしょう


ジュニアチームにとって親は最強の協力者にもなり、最恐の破壊者にもなる存在です


どちらになるのかは監督のコミュニケーション能力、マネジメント能力にも影響されるのかなと思う様になりました 


バレーボールを教える指導力、人間を育てる指導力だけでは、ジュニアチームは成り立たない時代です


チームの皆が笑顔になれて、感謝し合える関係性をつくれるように監督は人一倍頑張らないとならないのです