●昨今、スピリチュアル業界でも恋愛要素的な
ジャンルが確立されてきてその最たるものの
一つが『ツインレイ』であろう。

本来、ツインレイとはもともと一つだった魂が
二つに分かれて現世に舞い降り、その後、
紆余曲折をへて再び一つになるというもので
ある。

●これだけ聞けば耳障りの良い美談に聞こえる
が、実際、そんな色んな意味でスウィートでは
ない。要は甘くない。ということだ。

私自身はツインレイやらツイン○○といった
イワユル、魂のご縁を誇張したシリーズを
半分、冷ややかな目で見ていたタイプである。

特にスピリチュアルに興味を持ち始めのころなどは”それら”について目を輝かせて話をしている人
たちに対して、

●よくもまあ熱心にハマっておられると眺めて
いたものである。そんな私自身がなぜじゃあ
その『ツインレイ』について書いているかと
いうと、


私自身もその『ツインレイ』とやらにどうやら
出逢ってしまってるらしいと認めざるをえない
状況だからだ。
正確には『わかりました。もう認めますよ。』
といったあきらめの境地に近い。


●私自身は過去に小売店の店長をやっていた
ことがあり、そこでは色んな出会いがあった。

下町という立地ということもあり基本的には
来店者は高齢者を中心とした住民であるが、

立地エリアが芸術に特化した行政区であった 
ために舞台芸術家・ダンサーなどのアーティスト
も来店していた。
そういった来店者層のアンバランス感もまた
面白かったのだが、そのお客様方の中にその
人物はいた。


●初めてあった時の感覚は、夢で何回か見た人が、目の前にいる。だった。
横顔の感じや雰囲気の感じが完璧にそれなので
ある。

いつの夢で見たか分からない。

だが、確実に何回も見ている。
その人物が目の前にいるのだ。

そのなんだか分からない感覚に包まれたまま時間が過ぎた。
外見的な雰囲気からいわゆる舞台芸術関係の方
だということが分かった。


●この人物が私に大きく影響を与える人物に
なるとはこの時は私自身も知る由もなかったので
ある。

                  つづく