会派「志政あやせ」の行政視察最終日は、
岡山県総社市の「新生活交通 雪舟くん」と「英語特区」についてお話を伺ってきました。
今回は「新生活交通 雪舟くん」という新交通システムについて掲載します。
新交通システムは4月の選挙で私が訴えていたもので、今回の視察で最も聞きたかったものであります。
何故、新交通システムについて訴えてきたかというと・・・
・綾瀬市には電車がない
・働き盛りの若い世代はほとんどが市外で働き、電車をつかっているため、市外に移住してしまう
・若い世代が減ると、財政が減り、残りの若い世代の1人あたりの負担が増減する
・ご高齢の方の交通が限られている
・現在走っているコミュニティバスは1路線によるが人あたりの経費が1,000円を超えている
・コミュニティバスの路線は5路線で利用者が限られている
こういった問題点を改善したいと強く思っていたからです。
新交通システムには様々なものがありますが、総社市で行っている「雪舟くん」はデマンド型交通というものです。
デマンド型交通というのは、事前に予約する事で、家の前、または迎えに来て欲しい場所から目的地までドアtoドアで行くことの出来る新交通システムです。
このデマンド型交通は様々な団体が行っており、(例えば商工会議所やNPOなど)総社市では市として事業を行っていました。
市役所内に設置されている「雪舟くん予約センター」を実際に見てきました。
想像していたよりも、頻繁に電話による予約が入っており、
市民の新しい交通手動として確実に機能しておりました。
このデマンド型交通の導入については、私の初当選後の初めての一般質問の際に訴えさせて頂きましたが、もう一度、綾瀬市にとって必要であるか(地理的問題、予算の問題、利用者のニーズなど)再検討していきたいと思います。
金江大志