犬のカレンダーで作るジャンクジャーナル。出来上がりがどのくらいの厚みになるか分からなかったので、糸で綴じるところまでしておいて、その状態でページを作ってました。

けど、やっぱカバーがないと何かテンション上がらないんですよね。そこでカバーを付ける事にしました。

 

その様子の動画はこちらです↓↓

 

では、さっそくブログで説明していきますね。

 

まずは、冊子サイズに切った厚紙を二枚張り合わせて、重しを置いて一晩放置。

※その様子はこちらの記事に書いてあります↓

 

乾燥するまで重しを置いておく工程をすっ飛ばすと、紙がクリーンって丸まってきます。

 

でもまあ、後でムキッと戻せば良いんですよ。どうせ表紙を貼る時にも曲がってくるしね。私も普段はそうしてるんですが、カバーは後でつけようと思ってたので、重しをおいたまま放置してました。そうすると厚紙はちゃんと真っすぐになってました。

余分な部分をカット。

 

背表紙は4cmにしました。まずは裏紙を切り、厚紙を貼ります。

 

こうして裏紙を型紙してそれに空き箱を貼っているのは、空き箱のツルツルした面はボンドが引っ付きにくいからです。

 

さて、背表紙の長さですが、これは中身のページをどのように作るかで大きく変わります。

中身がかさ張ってくるとぶわっと広がるし、少ないとぺしょっとなります。

このジャンクジャーナルも、最初はこの厚みだったのが、

 

数ページ作るとこの厚みになりました↓

分厚いカードやら冊子やらを挟んでるので余計にかさ張っています。

 

じゃあ、どうする!?背表紙は何センチにすれば良いの!?って思ったんで、私は今回はカバーは後からつけようって思ったわけなんですが、でもこれはあんまりお勧めできません。だっていつまでも未完成な感じで、なんかテンション上がらなかったんですよ。

 

いろんな方のジャンクジャーナルを見てもらったらわかる通り、多くの作品は、中身がすんごいかさ張って、表紙がとじきれていない感じになってますよね。しかし、これこそがジャンクジャーナルの醍醐味。

 

そのように考え方を替えて、ここは直感で決めてしまって、もしそれで後々支障が出たなら、背表紙を切って作り直せばいいと思います。

 

背表紙が出来たら、裏・表・背表紙をすき間を開けて繋ぎます。隙間は5mmあけました。

この時マスキングテープを使うと楽ですが、私はゴミを活かすという使命があるので、裏紙にボンドを塗って貼りました。

 

で、このすき間なんですが、ここが狭すぎると、表紙に紙を貼るとそれを嚙みこんで、表紙がとじなくなってしまいます。

けど、空けすぎると、その分、冊子よりも表紙が伸びてしまいます。

 

まあ、そしたら表紙を切るなり、隙間部分を切って別の紙で貼りなおすなり、適当にやっちゃえばいいんですけどね。そう深刻にならず、失敗したらやり直せば良いです。

 

破れてしわしわになった『もち吉(福岡のお煎餅屋さん。美味しいよ!)』の紙袋があったので、それを貼っていきます。

私はボンドを使っているのですが、この時少し水で薄めています。比率はボンド:水=3:1くらい。目分量で適当なので、本当にそうなっているか怪しいですが、要は引っ付けばいいんですよ。

 

ボンドを原液のまま使おうとすると、伸びにくいし塗っている間に乾燥してきちゃうんですよね。なので水を足して、緩めてから使ってます。気温や湿度によって乾燥度合いも変わるので、その時々によって水を多めにしたりしてます。

 

角は落として内側に折り込んでいきます。

この角の切れ込みの角度なんですが、市販のものは両方を角度を付けて切ってあるけど、これは下手をするとすき間が出来ちゃうんですよね。なので私は片方だけ角度を付けています。

 

さあ、カバーが出来ました!後は冊子を貼り付けるだけなんですけど、その前に装飾しようと思います。

表紙を見ただけで『犬』がテーマだなってわかるようにしたい!

 

犬の絵を描くのは難しいけど、お手本を見ながら描けばシルエットなら何とかなりそう!と思ったんですが、

バランスが難しかったー。

 

何度も何度も消しては書きを繰り返し何とか形にして、切り抜きました。

さあ、これに紙を貼っていきましょう!

 

折り紙の切れ端などを貼っていきます。

切り抜いて、フチをインクで影を付けます。

 

さてここで。

 

和風柄の紙袋を貼っておきながら、雰囲気を洋風にしたいという無茶な欲求が出たので、色でも塗ってみる事にしました。

経年劣化で固まった黒の絵の具を水にとかしながら塗ってみたら、まるで薄墨のようで和風感が増しました。

 

全体茶色っぽくしたかったんですが、黄土色しかなくて黒と混ぜてみたんですが、あんまわかりませんね。

 

しかし私はめげません。こっから強引に洋風にしていきます。

 

茶ばんだ紙と段ボールの切れ端を貼ってみました。

 

中の波なみの間隔が細い段ボールを使いました。

段ボールは水に濡らすと、簡単にはらりと剥がれます。

 

アルファベットを入れたら流石に洋風になるでしょうよ!

折り紙の切れ端にマジックでDOGと描いて貼りました。

 

表紙完成。

 

いよいよ冊子を貼り付けていきます。

ボンドを塗ったくって貼り付けるだけ。ここはボンド原液にしました。

 

背表紙にぺたっ。

冊子とカバーの上下は合っていますか?あと、冊子が背表紙の中心に来るようにご注意くださいね。

 

私は背表紙の左右は中心に貼れてたんですが、上下がずれてしまってたので、無理やり剥がして貼りなおしました。

 

ズレずに貼る自信が無い方は、ここで速乾性ボンドを使っちゃダメですよ?剥がすのが大変ですからね(経験者は語る)。

 

中央のページを開いて、しっかり貼り付けて、乾燥させます。

 

はみ出た部分をカット。

 

表紙の裏はポケットを作るか、紙を貼るか、まだ決めかねているので、ここはそのまま置いておいて、その内なんかひらめいたら作ろうと思います。

 

とりあえず完成!

これで本棚に立てれるようになりました。今までは立てれなかったんで寝せてたんですよね。その点もテンションが上がらなかった。次からはきっと楽しい♪

 

【動画裏話】

今回の動画、途中から画面の右端がふわっと曇ったようになってしまっています。

撮影の時、金編みの上に置いて編みのすき間からレンズを覗かせるようにして撮っているんですが、その編みがレンズにかかっちゃったんですよね。

 

撮影する前に気を付けていたつもりが、気付かなかったようです涙。

 

以前、撮影している間にマイクの線を引っ張ってしまったせいで金網が画面に入り込んでしまって、動画を没にしたこともあるんですよね。撮影してくれる人がいたらいいなあっていつも思います。