ガッツリ裁縫するってときは、裁縫箱を取り出しますけど、ちょっと縫うだけ、とか、紙工作で糸を使うとかそういう時にまで裁縫箱を出して来たくないんですよね。めんどいから。
そんなわけで、ちょっとした時にちょこっと使える用のミニ裁縫セットを作りました。
一分でわかる動画↓(本編はブログ下の方に置いてます↓↓↓)
まずは設計図を描きます。
針一本と糸切と糸巻。最小限のミニセットが欲しい。
本当は横に観音開きにしたかったんですけど、針が落ちないように、上下をぱたぱたと綴じるタイプにしました。
まずは、要らない紙で型紙を作ります。
これを空き箱などの厚紙の、ツルツルした面に貼ってそれに合わせてカットします。
こうすると、定規で線を引かなくて済むんですよ。私は定規が苦手で、定規を使って線を引いても台形になってしまうので、それなら紙を折った方が良いという結論になりました。
更にそれを厚紙に貼って切り抜き、お好みの厚さにしていきます。私はしっかりした造りにしたかったので、三枚重ねにしました。
裏紙を貼った方を、箱のツルツルした面に貼れば、文字も隠せます。
誤差の修正。
この方法でも台形になっていたので、目分量で修正します。キッチリなんてやってらんないよ。
マスキングテープですき間を開けて、各パーツをつなぎます。
パーツの厚みが分厚い場合、また、装飾の紙に厚みがある場合は、ここでしっかりすき間を開けないと、とじなくなってしまいます。私は2mm開けました。
お好みの紙を貼ります。
ベースの出来上がり!
今度は使い古しのカッターの刃を使って、糸切を作っていきます。
折った刃とか切れ味の落ちた刃を封筒に入れて、その内まとめて捨てようと保管していまして、その中から、カッターの根元の部分は切れ味が落ちてないはずなので、それを使います。
構造としてはこんな感じ↓
切れ込みを入れた厚紙でカッターの刃をサンドイッチするだけ!
刃がズレないように、両面テープで刃を貼り付けてからボンドで固めました。
クリップで圧着!
乾燥を待つ間に、糸巻づくり。
切り離してマスキングテープで繋げることで、ぱたぱたと起こせるタイプにしました。
紙を貼ってオシャレに…と思ったんですが、これが難しい!
どこに切り込みを入れたら良いのかさっぱりわからない。結局裏面はめちゃくちゃになったので、別の紙を貼って隠しました。
カッターを収めるミニポケットは封筒の切れ端で作りました↓
のり付け。
針を刺す部分(画像赤矢印)もボンドで付けました。
実はこれ、洋服の首の所に付いているタグです。針を何度も刺したり抜いたりするだろうから、紙よりも布が良いかなって思って探してたら、サイズもデザインもジャストフィットな物を発見しました。上下の部分だけボンドで引っ付けています。
糸巻を貼り付けて、糸を巻き付けました。
磁石を付けて、糸切をポケットに入れて、針を刺して。
完成!
糸通しが必要な人は、糸巻の裏にポケットをつければ良いんじゃないかって思います。
コンパクトに収納!やったね☆彡
しゃべりながら作っている動画はこちら↓
これから、紙モノに積極的に縫い目とかを入れていこうと思います!手縫いでね(笑)