ふふふ~vどうして花びら中央の色がこんなにカラフルなのか、不思議でしょ?

実はこれ、この折り紙を使ったんです。「ダイヨのファンタジーポエム おりがみ フラッシュ」

 

しかし、この折り紙、多分もう手に入りません涙。大与紙工会社は無くなってしまったのです…。

 

・・・・・・
 

この折り紙とくす玉の組み合わせにたどり着くまでには紆余曲折ありました。

最初は花のくすだまに使う予定でした。

きっと、カラフルで素敵な花パーツができるに違いない!裏面のツルの写真をみて、そう思ったのですが、

ところがどすこい!


あれれ?想像していたのと違う…。

こうくっきり色が分かれてしまっては、この折り紙の良さがでない…。

そうだ!花びらがたくさん重なるバラなら…
 


あらららら…美しくない…

まあいいさ。花パーツは折り紙の角の色が重要であることが、これでよーくわかったから。

花がだめなら、しべにしてみよう!

ブルースターのしべの形を代えて作ってみました。


しかし出来上がってみると・・・色がガチャガチャして、なんかおもちゃっぽい…

ここまでくると、さすがに立ち直れない。

あああ、この折り紙は失敗だった。

そんなふてくされた気持ちでいたある日、伝承の折り紙のページを見つけました。
 

永遠の破片《折り紙・花のくす玉の作り方》

 

子供の頃、途中で挫折して、作り上げられなかったくす玉。

うまく折れないことに腹を立てて、びりびりに引きちぎっちゃったんだよねー。忍耐力がついた今なら作れるかもしれないなー。

そんなことを考えながら作り方をぼんやり眺めていたとき、脳みそが久々にペコッと鳴りました。

あれ?角がこうきてこうなるわけでしょ?

あの折り紙で作ったらどうなるだろう??

んんん!?いいかも!!

結果は大成功!


でもこれ、本当は失敗作なんです。裏を見ると…


色の配置が悪くて、黄緑が隣同士になってしまいました。

1つの角に3つの花びらが合わさるから、花の色は3色で良いかと思ったら、

実は4色必要なんですね。

途中で気付いてオレンジを足したんですが、

頭がこんがらがったまま作り上げたら、最後の最後でこうなってしまいました。

でもドンマイ!その面は底にすれば大丈夫!

そして、もうひとつの失敗が、よれよれの赤まるで囲った部分。

のりがべっとりくっつきすぎて、花びらがいびつになってしまいました。

でも、これも解決できたんですよ!

今回使用した折り紙「ダイヨのファンタジーポエム おりがみ フラッシュ」、実は紙質がツルツルしています。

そこで、この糊を使いました。『コクヨ パワープリット 速乾強力タイプ』

しかし、このノリももう販売されていないようです。

まあ、他のものでも、強力って書いてあったら大丈夫じゃないでしょうかね?

 

あまりに速乾だと貼り損ねた時に剥がれ無くなるので注意が必要です。

 

遥か昔、証明写真を貼り付けるために買って、それっきりになってたものがここに来て大活躍!

すっと塗って、ぺたっと一回押さえたらもう取れません。

で、糊をつけるときのコツがこれです↓

 



こんな風に、糊をちょこっとだけだして、その側面を使うのです。

すると、糊付けの幅が均一になるので、仕上がりが綺麗になります。

5つの花びらをくっつけて、取り合えず次の5つを引っ付けたら、



先に作った方はもう糊が固まってるので、くるっと花の形にできます。

その時も、指で数秒押さえるだけ。パワープリット、恐るべき粘着力です。



ひとつ出来上がり
 


青一色で作ってみましたv

配色を考えなくていいから、とっても楽チン!

 

この折り紙がもう手に入らないのはとても残念です…。