私はゴミを活かす取り組みの中で、知人から不用品を引き取ってましてね。

その中にこのようなカバンが入っていました。

持ち手と底の部分が擦り破れてて、でも修繕すればまだまだ使える感じです。

 

そんなわけで修繕してみました!

 

ちなみに、私は裁縫初心者です。針の持ち方もまだまだ危なっかしく、針が指に思いっきりブスッといった時は、「こいつとは相入れねぇ。」って思いました。

 

そんな私でもできる方法に挑戦だ!


糸は何でもいいです。私はニットをほどいた糸を使いました。細口糸くらいの細さを三本を束ねた糸です。

ただ、糸を束ねると、後で針ですくう時に面倒くさいかもです。太い糸を使った方が簡単だし、仕上がりも綺麗だと思います。けど、あんまり太いと今度は縫うのが大変。生地の目の詰まり具合にもよりますが、太口糸~レース糸くらいがちょうどいいかもですね。適当な物を選んでください。

 

やり方はいたって簡単!

 

玉結びはしません。後で適当にくぐらせますので、その分を残してそのままそっと置いておきます。

 

持ち手の端を巻き込む形で、らせん状にくるくると縫います。1mm間隔で縫うつもりでしたが、どうみても2mmはあるな、こりゃ。


まあ、良いでしょう。

 

そしたら今度は、この糸を縦糸に見立てて、織物のように横糸を上・下・上・下と交互にくぐらせていきます。

 

横糸を通したら、その都度、針の頭でちょいちょいと糸を詰めて、織物みたいにしていってくださいね。私のような面倒くさがりやさんは、とりあえず糸を通しておいて後でまとめて詰めたろ☆って思いがちですが、ここはこまめにしておいた方が良いです。


①を縫った後、ちょっと横をすくってすぐ隣の③の位置を縫っても良いんですが、持ち手だから丈夫にした方がいいんじゃないの?って思ったので、持ち手の反対側に針を通して反対側に行きました。真横から見るとこんな感じ↓

両端から中央に攻めていくパターンです。

 

正解不正解はないです。とにかく格子状になればいいわけです!

 

途中で糸を変えたりしてカラフルに仕上げてみました。

 

最後の糸処理。遠くに通して、ちょっと引っ張り気味にしてから根元で糸を切ればOK。

 

カバンの底の擦れた部分は、適当にぐるぐる糸を巻き付けました。

所々すき間が開いてますが、適当に戻って埋めればよし。糸端の処理は遠くに通して切るだけ。

 

できあがり!

 

近くでよーく見るとうへって感じですが、

 

遠目で見るとイイ感じです☆彡

 

普通は修繕する時は、同じ色の糸を使って目立たないようにするんですが、カラフルにすると修繕した個所が増えるほどカラフルさが増していくわけです。きっと破れるのが楽しみになると思います☆彡

 

その様子の動画↓

 

 

  修繕、面倒くさいですか?

 

まあ、修繕するより買った方が早いですもんね。安くていい物もたくさんあるし。

 

そういう面倒くさい気持ちに勝つために、まずは買う前に、そこまでしてでも使いたいと思うような物を選ぶといいと思います。

 

別に値段が高い物じゃなくても、めっちゃお気に入りとかでもいいです。

 

そうして厳選したお気に入りを修繕しながら、自分だけの物に育てる気持ちで大切に長く使う。

 

身の回りの物は、自分のお気に入りの物だけにするって決めても楽しいかもです♪

 

そうやって楽しみながら無駄な消費を抑え、ゴミを減らしましょう!

 

  不器用だから無理と諦めている人へ

 

そもそも、不器用がダメって、誰が決めたんでしょうね?

『下手ウマ』みたいなジャンルにすればいいじゃないですか。

不器用にしか出せない味だと、みんなで言い張りましょうよ!縫い目がガタガタになるなら、ガタガタを活かしたデザインにすればいいし、センスに自信がなければ、センスある人の作品の中から真似できそうなものを真似させてもらえばいいんですよ。

そうやって作っている内にこなれてくるさ!本人すら意図できないような指の動きで作られた作品は、誰にも真似できませんよ!それが新たなジャンルとなるんですよ!

親に下手って言われた、学校で笑われた。才能の芽を摘むのは周囲の人…って思うでしょう?

だけど、最終的に諦めるという決断をするのは、他ならぬ『自分』なんですよ。だって、周りから何て言われようとやり続けるという選択もあったはずですよね?何故それを選択しなかったか、その『理由』は確かに周囲の人にありますが、でも最終的に『諦めるという選択をした』のは『自分』なんです。


自分の可能性よりも、人の言葉の方を信じてしまったんです。


これはぜひ知っておいて欲しいのですが、自分の言葉に責任を持たない人ほど、人に対して『あなた才能ないよ』なんて無責任に言います。「あなたの為に厳しい事を言わせてもらう」なんて、まるで相手の事を思っているかのような口ぶりですが、人生の意味を理解していたら、絶対にそんな事は言えないんです。その人は、自分が何を言っているのかすらまるでわかっていません。

そんな人の言葉をいつまで信じるんですか?

信じるのは自分です。選択ができるのも自分だけ。

自分だけは自分の可能性を諦めないであげてください。