2021年7月25日海の中道大橋ゴミ拾い。

ここは、飲酒運転による事故でお子さんの命が失われた場所。そこをゴミだらけのままにしたくないという熱い想いを聞いて、そりゃあ参加せずばなるまいよ、というわけで参加させていただいた次第であります。

 

街から流れ出たゴミ。参加者の方が「メイド・イン・博多のゴミやね。」とおっしゃってました(笑)動画を見てくださったらわかるんですが、この帯が海岸沿いにずっと続いているんです。これだけのゴミが海へ流れ出ているんですね。

 

動画↓

 

ここで海水浴をしてる親子連れも結構いたけど、正直私はこんなゴミだらけの所で泳ぐのは嫌だと思いました。

 

さて、今回は要モザイクなゴミを発見!(※男性用アダルトグッズです。)

ブログに載せよう♪と写真撮影をしていたら、年配の女性が「ずっしりしてるけど、何かしら、これ。」と棒で持ち上げようとしたので、「触らんがいいですよ!」と慌ててトングで回収しました。

 

まあ、普通、知らないよね。ところで私は何で知ってるんだろ??どこで知ったのか??・・・うーむ、忘れた。どこで知識を得たのかは忘れたけど、用途は一発で覚えて忘れないという不思議(笑)

 

それはさておき、こういうのを子どもが知らずに素手で触ってたりしたらと思うとぞっとします。何の病気があるかわかったもんじゃない。自分の大切な人が、誰が使ったかわからんもんに不用意に触れてるところを想像してみてください。その手で目や鼻をこすったらどうなりますか?使った人はこんなところに捨てず、最後まで責任をもってきちんと処理しましょう。

 

さて、次の現場。ここでバーベキューをしたようですね。ここと関係あるかはわかりませんが、周りにもゴミが散乱してました。

あと、知らない人の方が多いと思うんだけど、燃やした後の「炭」は自治体のルールに従って処理しなければなりません。自然に還ると思って埋める人もいるようですが、炭は分解されずに残り続けるため、持ち帰って適切に処理する必要があるんです。

 

実は私もつい最近まで知らなかったんですよね。たまたまキャンプやバーベキューに興味がなかったから罪を犯さずに済んだだけです。

 

知らずにやっちゃってた人も、知った時点で改めればOK。そして、できれば知らない人に教えてあげてください。

 

罪の大半は無知によるものです。だから、責める前に、「教え諭す」というステップが必要です。

 

「そんなことくらい知ってて当たり前だろう!?」という言葉をよく聞きますが、それは自分の常識以外の世界を「知らない」から出る言葉です。人の数だけ価値観、常識、解釈がある事を知りましょう。

 

そもそも、「知っている」っていうのはどういうことかっていうと。例えば、「ゴミを捨ててはいけない」という事は誰もが「知って」います。

 

でも、この時の「知っている」というのは、単に情報が脳に入っているだけなんです。

 

これが、色んな事象とつながりをもって多角的に理解し共感できた時、「腑に落ちる」という現象が起き、本当の意味で「知っている」状態になるんです。そうすると、人は二度と過ちを犯さなくなるんですよ。悔い改めて人が変わったようになることもありますね。

 

だから、いろんな角度から色んな形であの手この手で人に伝えていく事が大事だと思います。Aの説明でわかんなくても、Bの説明きいたらわかった!という事がありますから。

 

様々な価値観、常識、解釈がある中で、どうやって理解を広めていくのか。それは「自分の言葉で伝える事」だと思います。そうすると、それが自分に近い感性の誰かの心にヒットします。

 

そう思って私も一生懸命ブログを書いています。ほとんどの人に「さっぱりわからん」って思われても、誰か一人にでも届けば成功です!

 

そうやってみんなで伝え合い、お互いに成長していきましょう!

 

軽トラックに載せきらない程のゴミ。

 

すっかりきれいになりました!

…と言いたいところですが、実は奥の方はまだゴミが残っています。暑かったし熱中症の恐れもあるので途中で切り上げる事になりました。

 

川が増水すればまたゴミは流れてきます。

 

根本的に解決するには元を絶たなければなりませんが、とりあえず今あるゴミは人の手で拾うしかありません。

 

また参加させていただこうと思いました!

 

 

【ちょっと小話】

最近、人の過去の過ちを掘り返して人を叩く風潮がありますが、そうやって人を責めてしまったら、自分も過去の過ちを責められても文句言えませんよ?ただまあ、そうやって立場を変えて経験することで、自分が何をやっていたのかを理解できるようになるのかも、とも思います。その時、都合の悪い事をすっかり忘れて被害者ぶらないようにね。

 

イエスキリストは十字架に貼り付けにされ拷問されたとき、「父よ。彼らをお赦しください。彼らは、何をしているのか自分でわからないのです。」と言ったそうですね。この話がウソかホントかは知りませんが、それはまさにこの事を指していると思います。