何を謂って居るのか?

自分でも分からない。


でも精一杯さ。

其の精一杯を繰り返す中にね、


少しだけ

感じられてね、

視えて来るものだって在るはずさ。


視て居る様で

何も視て居ない自分に、


心が、埃(ほこり)を

被(かぶ)っちゃってるんだね。


部屋に掃除機を掛けると良く分かる。

車の洗車をすると良く分かる。


人生って謂うのは、

すぐに埃を被っちゃうんだよ。


まるで光りを遮る帽子(ぼうし)だね。


それとも

目隠しかな。

埃でね、何も見えないのさ。