徳川家康は、


寅の年、寅の刻(こく)に

産まれたそうだ。


戦国の世に於いて、


寅の様に、

強く強く在る事を、


望まれながら。


戦国の世に於いては、

生き残る事さえ


まま為らない。


しかし、

私達は、


其の生き残った


命の末裔でも在る。


粗末にせずね、


また、次へと

命と何かをね、


繋いで行き・活き・逝きたい物さ、