半分、冗談で


嘘の様な本当の話し


人間は、常々、何かに理想を求め


片想いをして居る様なものだ。


常に

何かを求めて居る。


常に

何かに恋焦がれて居る。


コレクション(correction)と謂う言葉も在るが


物でも

ゲーム(game)でも


片想いでも

一体、自分の内側にて


繰り返し

思念される


事柄は


どんな風景・景色


心象(しんしょう)風景で在るのかと謂う事。


其れを


常々、再確認し

向き合い


言葉として

目の前に


目に見えるリアル(real)な形として


再認識して遣る事は


自分と謂う

個性を知る上でも


欠かす事の出来ない

再確認・再認識でも在り


刻んだ人生の一歩を

振り返る




大切な機会でも在るかも知れない。


過去(the past)を振り返る事は


刻に


魂(たましい)の死を

意味する事も在る。


決して

振り返ってはいけない


過去(the past)と


謂うものも

在るかも知れない。


死んだ妻

エウリュディケ(Eurydike)を


冥福へ迎えに行った。


吟遊詩人

オルフェウス(Orpheus)。

野上弥生子訳 ブルフィンチ作


死んだ妻

イザナミを求めて


イザナギもまた


冥府へ赴(おもむ)く。

冥府に於いては

決して


振り返っては

いけないのだ。


振り返りは

即(すなわ)ち、生死の


反転さえ

意味する事も在る。