パリオリンピックは日本時間8月12日の早朝午前2時頃に閉幕式が行われた。

 

日本勢は、獲得メダル数は45個でその内訳は金20個、銀12個、銅13個、である。海外開催大会では最多となった。日本チームの中で特に大活躍したのはレスリングチームである。

 

日本レスリングにとっては長らくオリンピックから遠ざかっていた「グレコローマンスタイル」で金メダルを獲得してからは、「フリースタイル」になってからもメダルラッシュが続いた。

 

特に女子レスリングの活躍は目覚ましく、藤波選手の怒涛の勢いに他の選手も刺激され好結果が続いた。当然男子も金メダルを手に入れた。気が付いて見ればメダル獲得は予想を上回っていた。

 

日本レスリングの感動的な男女話としては、女子フリースタイル57キロ級桜井つぐみ選手と男子フリースタイル65キロ級清岡幸太郎選手(23歳)の金メダル獲得秘話がある。

 

高知県出身の二人は、幼馴染のレスリング仲間である。共通の目標はオリンピックの金メダル獲得だった。お互いに子供の時から切磋琢磨して練習に明け暮れた。結果今回の金メダルに輝いた。

 

先に女子の桜井つぐみが優勝し、翌日男子の清岡幸太郎も優勝しともに目指した金メダルを獲得した。清岡選手は、試合後一目散に応援席にいる桜井つぐみに駆け寄り抱き合った。

 

お互い目には涙を浮かべ、周りもはばからず沈黙の抱擁が続いた。これぞ真の「スポーツ愛」であり感動の場面であった。」ほかにも感動する光景を見たが・・・・・

 

パリオリンピックで観た、二人の最高の感動場面は、まちがいなく金メダル級の感動秘話物語でした。