現在、パリオリンピックの開催眞盛り中であれほど大谷報道に明け暮れていた日本の報道機関はロスからパリに移動している。

 

大谷夫妻もやっと落ち着きを取り戻したころだとは思うが、一時は日本のテレビ局では、「フジテレビ」の暴走がヒンシュクを買い、大谷夫妻から裁判沙汰になり取材拒否になっている。

 

日本のテレビ局としては、要注意メディアとして前々から悪質礼儀知らずマスコミとしての悪評があった。大谷夫妻としては貴重な新婚生活を台無しにされたことが許せないので訴えたようだ。

 

さて、静かになった大谷家では愛読書でもひも解いているのではと想像する今日この頃です。実は大谷選手の大活躍の裏には隠されたエピソードがあったのです。

 

彼は子供のころから比較的本や漫画が好きであった。野球を始める頃より夢を実現する方法として、哲学書やビジネス書を読むようになった。特に稲盛和夫著書の「生きる力」には好影響を受けたそうだ。

 

私には永年人生の友として尊敬できる人物が3人いる。一人は現在も現役の作家である「五木寛之」(92歳)と先日死去された徳洲会病院創立者であり理事長であった徳田虎雄(86歳)、もう一人は、稲盛和夫(90歳)で死去された実業家である。

 

彼は、京セラやKDDIの創業者でありカリスマ経営者として、「盛和塾」の塾長として多くの経営者を導いたほか、65歳で臨済宗円福寺の在宅得度をして坊主になった宗教人でもある。

 

彼が教える”人間として一番大切なこと”をテーマに書き綴った本が「生きる力」である。「人生の目的は心の成長であり正しい生き方が重要」と真摯な努力、誠実さ、利他の心で生きることを学ぶ。

 

大谷翔平が、若くしてこれらの人生成功哲学を収めているとするならば、現在の彼の偉業は当然と言えるではないか。何となれば、90歳の死期に近づく頃に会得できる我々凡人のなせる業である。

 

あなたも、まだお読みでないならば一度は目をお通しになると、必ずや人生が明るく輝くこと請け合いです。是非、お読みください。心よりお薦めします。