6月24日現在、岸田総理の事実上の退陣要求が党内の若手から火の手が上がり、遂には、管前総理も同調することになり今や、岸総理の退陣は確実になった。

 

このところ内閣支持率は下降線を辿るばかりで、上昇機運が見込めない状態が続いている。後は、総辞職解散の伝家の宝刀を抜くか、9月の自民党総裁選までの短命を維持するか否かになった。

 

ポスト岸田としての有力候補は石破茂元幹事長であるが、他の河野太郎や小泉進次郎らでは時期尚早であり力不足である。石破にしても100%国民からの信頼を獲得できないでいる。

 

ただ、人物評としては「主張を変えないのがいい」と説明したのが菅前総理である。いっそのこと菅氏自身が再度総裁選に出て、総裁に成り代わることが期待されているようだ。

 

もし、菅氏がピンチヒッターとして一時的に総理交代をして石破氏らとの継投策にするならば妥当と言えるのではなかろうか。これはあくまでも苦肉の策であり、今こそ野党が脚光を浴びるチャンスではあるのだが、お粗末な野党に国の舵取りを任せるわけにはいかない。

 

さて岸田総理の退陣理由は数々あるが、指導力のなさや決断力のなさは群を抜いている。また、格好しいの無駄遣いが甚だしい。特に許せないのが度々の外国訪問に専用機を多用し、国税を浪費しまくったことが挙げられる。

 

岸田総理は、今が潮時であり自覚する時でもある。