富裕層向けの国際クルーズ船「シーボーンソジャーン」(バハマ船籍3万2477トン)が3月27日、奄美市名瀬観光船バースに初入港した。

 

世界中を巡る145日間の旅の途中での寄港である。米国を中心に352人の乗客が、奄美の自然をや観光に出かけた。この船は、今年1月11日に米国のロサンゼルスを出港した。

 

コースは、このあとハワイ、南太平洋、オーストラリア、アジア、エジプトなどを巡り最終目的地は、アテネ(ギリシャ)であり日本の寄港地は、那覇、奄美大島、広島、長崎などの7港とのこと。

 

今回の乗客は、油井岳展望台(瀬戸内町)や奄美自然観察の森(龍郷町)マングローブカヌー体験(奄美市住用町)などへのオプショナルツアーを楽しんだ。

 

名瀬港への2023年度の外国客船の寄港は、この船が最後となった。今年度は計10艘延べ13回の寄港があった。