奄美群島では、連日のように日米の共同軍事訓練が行われている。困ったことに単なる騒音だけでなく墜落事故までが群島民の不安材料になっている。

 

約1年前の宮古島沖の陸自ヘリで10名全員の死亡墜落事故や先日の米軍のオスプレイが屋久島空港沖で乗員8名全員の死亡事故があったばかりだ。

 

しかし、両事故とも軍事秘密を言い訳に未だに原因を発表しようとしない。日本側は1年ぶりに10億超の作業費をかけ、原因解明用といわれたフライトレコーダーを回収したにもかかわらず不明のまま。

 

アメリカ側のオスプレイに至っては何の謝罪や発表もなく、今では我が物顔で群島上空を飛来し続けている。オスプレイ機は、名目上南西諸島の防衛や奪還作戦上に必要な優秀兵器とされている。

 

ところが、機体はお粗末で欠陥だらけの代物である。アメリカ側の軍需産業は、欠陥機だったオスプレイ機を無理やり日本側の防衛省に押し付け、高い買い物をさせたものである。

 

このため、原因となっている欠陥だらけの機体に関して原因など公表できるわけがない。日本側の防衛省としても日米安保条約上、無理が言えない立場にある。

 

こんな欠陥オスプレイ機が連日轟音を発して頭上に飛来する群民にとってはたまったものでない。お察しください。不安の何物でもありません。

 

軍事専門家によると、オスプレイ機は全くの不要の長物であり、今後の離島防衛や奪還作戦は起きないとされている。何故ならば、これからは、近代戦争の時代で電子部隊やドロン戦争が中止になるかミサイルのボタン戦争になるからだ。