奄美大島ではサシバが、秋から春ごろにかけて約2000羽近くが飛来してくる。

 
こんな貴重な鳥を身近な場所で見られることが奄美の特徴です。私たち、短歌仲間でも今頃の季節になると決まってサシバを題材にした詠草を創作することが多い。
 
サシバは、タカの仲間で体長約50センチ。「ピツクイー」と甲高い声で鳴く。東北から九州地方で繁殖し、秋ごろ南下して南西諸島や東南アジアなどで越冬する。
 
最近の奄美では高齢化による耕作放棄地の増加や除草剤などの影響で餌になる虫や蛇、カエルなどが減少し、生息数が「急激に減少している」と警告を鳴らすようになった。
 
今では、島内外の自然保護団体などでは、サシバの生態や魅力を語る会が開かれるなどしてサシバをアッピールしていますが、いつお目にかかれなくなることやら・・・・・。
 
野鳥写真家にとっては今頃の季節に入島を計画し、観光を兼ねるともってこいの恵まれた時期となり、ラストチャンスになるかもしれません。
 
他にも、奄美は野鳥の宝庫なのはご存じのとうりです。