新司法試験 | 建築探偵のひとりごと

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全国の近代建築を見て歩く「建築探偵」大成丸の言いたい放題です。

思ったことをそのまま書いていますが、一面の真理も含んでいるかもしれません。

大学時代の後輩が母校に戻って法科大学院の教授をやってるわけですが、先日、新聞社のHPを見ていたら、いつの間にか、法務省から新司法試験の合格発表があったことを知りました。


四国ロースクールは初年度既習者コースの入学者が居なかったので、今回が初めて卒業生を送るわけですが、心配された初年度の合格者は・・・3名。

9名受験して3名ですから、イチロー並みの打率ですね。(苦笑)


まぁ、同時期に法文学部から分離独立して発足したほかの国立大学法学部ではだいたい10名前後ですので、もうちょっと何とかしてといいたいところですが、熊本大が2名、鹿児島大も2名ということを考えれば、学部自体が経済学部からの分離で旧司法試験の合格者数も極端に少ない「最後発」の法科大学院としてはこんなものかなという気がします。

(まぁ、法学部のある国立大のなかで最下位にならなかっただけでもよかったねという感じですが、それにしても熊本大学法科大学院の20名受験して合格2名というのは悪すぎですね、何があったのでしょうか、個人的に気になります。)


ただし、率はともかく、あまり合格者数の絶対数が少ないと、今後大学院への応募者数が都市部の一部の有力法科大学院へ集中することが予想されるだけに、今後の経営に影響してきます。関係者の皆さんの奮起が期待されるところですね。