卵巣がんで開腹手術を行い、退院しました。約3週間後に、初回の抗がん剤治療が決まっていました。今日は退院後の精神状態について書こうと思います。


今、私は抗がん剤治療3クール目まで終わっていますが、今振り返ると、1クール目の前後が精神的に1番不安定になっていました。


病理検査の結果が思っていたよりも悪くて、引きずっていたこと。まだやったことのない抗がん剤治療が怖くて仕方なかったこと。アナフィラキシーショックが出ないか、嘔吐など副作用が強く出ないか心配だったこと。脱毛することが、嫌で嫌でたまらなかったこと。


子供たちの前では元気なママでいたかったし、ヘルプに来てくれていた両親には心配かけたくなかったし、主人には色々不安な気持ちを話してみましたが、なかなか話が噛み合わなかくって〜(あまり話すと愚痴っぽくなってしまうので止めますが、主人はあまり共感力なく、心のうちを話しても、早々に「人は誰もがいずれ死ぬんだから、先のことを考えても仕方ない」と言われましたショボーン「俺がついているよ」とか「一緒に頑張ろう」とか言われたかったなぁ)〜家族の前では元気な私でいましたが、夜眠れなかったり、一人になった時に急に涙が止まらなかったり、しばらく続きました悲しい


私がとても助かったのは、リンパ浮腫外来(退院する時に、必ず受けるようにいわれました)で、がん専門カウンセラーの看護師さんに担当してもらえたことです。リンパ浮腫外来という名前なので、リンパ浮腫を予防するマッサージを指導して頂く機会なのかと思ったら、9割は今までの病気の経緯など話しながらの心のケアで、1割がマッサージの指導といった感じでした。話しているうちに、ボロボロ泣けてきてしまいました。なかなか家族には弱音を吐けなかった私には、病院内に不安な気持ちをそのまま聞いてもらったり、アドバイスしてもらえる存在がいるというのが、とても心強かったです。(病棟の看護師さんも、皆さん本当に親切でしたが、私より随分お若くて、そして皆さんお忙しくされていたので、なかなか弱音を吐き出すことはできませんでした。)「またいつでも話、聞くからね」といって頂き、本当に救われました照れ