私が私として今の私を
どのようにして創り上げてきたのか

そして今の自分はずっとこのままなのか
もう変化や成長はできないのだろうか
幾つになったらその答えはわかるのだろう

こんな疑問を持った方はいませんか?
作家である落合恵子氏が、気持ちよく
泣きたいときにお勧めしたい本の紹介
をしていた。

ひとりのアフリカ系米国人がいた。
名前はルイス•ミショー。
彼はアフリカ系の著者によるアフリカ系
の読者に向けて書かれた本を集めた書店を
44歳の時にニューヨークのハーレムで開店
した。蔵書はわずか5冊。
当時は人種差別とハーレムという劣悪な環境
で徹底的に情報源や内通者を配置するという
厳しい監視下の元に置かれていたという。

81歳の時に本当の閉店を考えたルイスは
病で苦しみ、当局の嫌がらせとしか思えない
退去の要求と対峙する。
ルイスは神に問う
神よ、私の人生はこれで良かったのですか?

ほどなくして若い男がルイスの肩に手を置く
あなたの店で子供の頃父に医学の本を買って
もらいました。その時あなたは言いました。
「この子は医者になるといい」

男は現在ボストンで医師になっていた。
この貧しい地区で、大きな夢を抱き
自分を信じてそれを叶えることができた
その背中を押してくれてのはまさしく
スイスのこの言葉だったという。

ハーレムの闘う本屋
ルイス•ミショーの生涯

とても清々しい気持ちでこの記事を読んだ。
人は生きている限り誰かの力になり
変化し、成長していくのだろう。





 

 

 

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