おでこママです。

 

 

いつもご訪問ありがとうございます。

私事ですが、ほんの少しの間

ブログお休みします🙏



さてさて、

息子が一浪の末医学部に合格して、

家族をはじめ多くの方々に祝福して

いただいたのですが、中でも想像を

超える衝撃的な喜び方をした人物が

いるのです。



それは、私の父。

つまり息子にとってのおじいちゃん

です。



主人の父はすでに他界していますが、

87歳の私の父はまだ健在です。

ただ、じいじは日にちも曜日も時間も

怪しくなってきており、お饅頭ひとつ

食べるのにも1時間かかります。



スプーンと間違えて孫の手でヨーグルト

を食べるし、入れ歯が入っているのに

ないないと騒ぎます。



じいじは息子が医学部に入るのを、

誰よりも楽しみにしていました。

そして、他のことは忘れても

息子の勉強の具合や試験の予定を聞いて

とても心配してくれました。



医学部の合格が決まってから、

じいじとばあばに息子を連れて報告に

行きました。



じいじは子供のようにオイオイ泣いて

まるで自分のことのように喜ぶのです。

あまりの喜びように、私も息子も思わず

もらい泣きをしてしまい照れ臭い報告

になったのを思い出しました😅



息子が、これからどんどん新しい知識

を身につけていくのに反比例して、

じいじは、どんどん言葉を失って行き

ます。



それは、本人にとって不幸なことでは

なくて、私たちの知らない未知の領域で

王様になっているのだなぁと思うのです。

周りの家族は大変なんですけどね💦



もっと若い頃に

「病気にならなければ医学部に行き

 たかったなぁ」

とじいじは言っていました。

受験期に肺の病気で休学し、他学部に

行った事を後悔していたのでしょう。



もしかして、

息子の報告を聞いて

自分の中での後悔が希望に変わった

のかもしれません。



けれど、じいじの頭の中は

誰ひとりわかるものはおらず、

これからも誰ひとりわからないと 

思います。



じいじは今日も元気に

大好きな肉まんを1時間かけて

味わっています😊




↑合格後の様子はこちらからどうぞ!