カバークランキング。 | 大漁生活

カバークランキング。

今回のフィールドでメインとなった釣りは2つ。

ひとつめはウッドカバーや水生植物などをこまめに撃って行く
フリッピング&ピッチングの「カバー撃ち」。

もうひとつは水深30~60cmくらいの比較的硬めのボトムエリアにある
ウッドカバーをクランクベイトで通す「カバークランキング」です。

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そのカバークランキングですが、
リップラップやゴロタ岩などのハードボトムなどが中心の
日本のフィールドとは異なるシチュエーションが存在します。
ショートピッチ(5~6m)でドンドン撃って行き倒木や立木に
引っかからない様にギリギリを如何に通すか?が重要なんですね。

上の画像のような景色が何km、いやフィールド全体で言うと
とんでもない面積があるのですが、その中からここぞというスポットだけを
狙いすまして撃って行きます。

カバークランキングといえば日本では
「高浮力でハイピッチなクランクベイト」が
マストアイテムと思われていますが、
ここでは一概にそうとは言えません。

というのも、ご覧のとおりのマッディウォーター。
バスにルアーの存在を分からせても、
ルアーに付いて来てバイトさせるのは中々難しいのです。
例えるなら月一つない真っ暗な夜に、
自分の側をブンブン良いながら何かが通って行っても
それをタイミング良く捕まえる事は難しいのと一緒です。

高浮力でハイピッチなクランクベイトをスローに引くと
どうしても浮力が勝って浮いて来てしまい
狙ったレンジをキープするのが困難になります。

すごい無理矢理な公式ですがこんな感じでしょうか?↓

(浮力XスピードXレンジ)÷(フィールドX水色Xコンディション)=ベストチョイス

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なので、あえて浮力がすこし弱めのプラスチック製クランクを選んだり、
リップの長いミディアムダイバーを選んで深めのレンジでゆっくり引いたりと
各プロとも手を替え品を替えで攻略して行きます。

こんな様子が実際に目の当たりにする事が出来るので
非常に勉強になるのです。
メディアで伝えられている事とは異なり
実際は…シークレットいっぱいですw

本当に勉強になりました。