旧岩崎邸庭園 | 響くモノタチ

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日々、色んなモノタチが私の心に響いてくる。音楽・文学・芸術にアルコールがあれば幸せ。

土曜日は湯島で予定があったので、この機会に旧岩崎邸庭園に行ってきました。
今年は行った事のない都立庭園に行ってみようと思ってます。
旧岩崎邸庭園もその一つ。
上野はちょくちょく行きますが、湯島まで足を延ばしたのは初めて。
ちょっと歩くだけで、雰囲気が全然違いました。

木の香りを胸に吸い込みながら歩くと、緩やかな勾配に小石の敷き詰められた砂利道。
この日浴衣を着ていたので、下駄の裏から響く小石の音と感触が良かったです。


新緑からのぞく陽の光、遠くに蝉の声。


工事をしていたので、外観はシートが貼られてて残念でしたが、それも一興。


洋館と和館で作られた館内は見事でした。写真は撮れませんでしたが。
洋館の外壁に模された金唐革紙が素敵でした。
高い天井に色んな文化を感じられる作りも素晴らしかったです。
和館に入ると途端に天井が下がり、そのギャップも楽しい。
残念ながら元々の岩崎邸の3分の1の大きさになってるそうですが、
それでも明治の息吹や歴史を感じられる場所でした。

お庭も立派で、クローバーの緑が目に優しかったです。


撞球場(ビリヤード室)のタイルがうろこ状になってるのが可愛かった。
遊び心も感じられます。


この後は初めての句会に参加してきました。
湯島天満宮や不忍池、上野公園を散策して、俳句を詠む…。
いやぁ、いい経験をさせて頂きました。
今度はどの庭園に行けるかな。