総裁への道。 | 議員秘書の見た風景

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永田町から見えた日常を綴ります。

皆さんこんにちは。

元国会議員秘書のしんさんです。

自民党の総裁選が行われています。
与党の代表=次期総理大臣を意味するため、

かねてから、自民党の総裁選は、
熾烈な戦いが繰り広げられてきました。

過去に、自民党の総裁で、
総理大臣に就任できなかったのは、
2人のみ。

後に衆議院議長に就任した、
河野洋平氏。

現在の河野太郎防衛大臣のお父さん。

もう1人が、

谷垣禎一氏です。

安倍第二次政権下で、幹事長の時に、
自転車に乗車中転倒。その後議員引退を
しつつも、現在も政策グループのひとつ、
有隣会の代表をしています。



時代映す「総裁への道」 官房長官歴に重み:日本経済新聞
https://www.nikkei.com/article/DGKKZO63751300R10C20A9MM8000/



記事にあるように、
かつて田中角栄元総理が、
自民党の総裁になるための条件として、

党三役の経験、
重要閣僚の経験が
必要と発言していたのは有名。

党全体を見る。
日本にとって大切な、
財政、外交、経済を見る。

総合力を発揮する上で、
必要な資質です。


しかし、最近の例を見ると、

官邸主導型、
党よりも政府が強いことから、

官邸を知っていること。

これが条件の上位に来る。

そうなると、現在の下馬評通り、
菅さんが有力視されるのは、
セオリー通りとなる。

では、その次は?

となると、
現在の岸田、石破さんの他に
次の官房長官、副長官ポストを
射止める人に注目していく。


こんな風に、

先を読んで見ると、
次のスターが、見えてくる。
世代交代が進むのか、順送りなのか。

ここからが勝負。

もう次の戦いが始まっています。

ではまた明日。