危機のハンドリングの難しさ。 | 議員秘書の見た風景

議員秘書の見た風景

永田町から見えた日常を綴ります。

皆さんこんにちは。

国会議員秘書のしんさんです。

海を渡ったイタリアでは、
ついに議員の感染者が出る事態となりました。

日本では、来週末までに、
自粛要請の延長なのか、解除なのかを
決めないと行けない事から、

何か手を打たないと行けない。
出来ることはないかを探る。

そんなループに入っています。

おりしも、
もうすぐ、東日本大震災から
9年。

地震や津波という自然災害の被害も、
さることながら、

東電福島第1原発のメルトダウンという、
世界の歴史に残る、
大事故を私達は、経験しています。

その時も、
今回と同様に、

政府は後手に回っている。
何をやっているのだ。

こんな声が、世の中に蔓延しました。
その影響の大きさが、

現在の野党となる、
前政権への不信となってきました。

何も決められず、
いつもバラバラ。

やっぱり、日本の歴史を担ってきた、
自民党でなければ、

この国はハンドリングできない。
と。

そして、
今度は、その自民党に試練が。


やはり、危機対応は、
誰がやっても大変なんだということ。

これを今の安倍官邸も、
実感しているのでしょう。




こういう時の、トップリーダーである、
総理の発言は、
ひとつひとつが、重たくなります。




相当の重圧の中、
答えが見えない判断、決断をしていく。

とても怖いことです。


国民からの信頼が、
その背後にあるならば、
まだよし。



9年前の菅総理には、
外国人からの献金疑惑が、

今の安倍総理には、
モリカケ、桜の疑惑が、



奇妙なまでに、
国民が信じきれない環境
という共通点
があります。




リーダーのせいなのか?
それともこの状況を生み出したのは、

私達国民の選択だったのか。



そう考えてみると、
あの時の反省が、
十分だったのか。



一抹の不安がよぎります。


かつてレガシーにすがり、
何となく良くなるはずと
丸投げを続けただけではと。





この国の危機対応を、
難しい舵取りを、

自分たちの未来を預けている感覚を

取り戻すことが、
本来、こういう危機から学ぶ、
教訓ではないか。



安倍総理の一挙手一投足への批判ではなく、
では、今の自分たちならば、どうするか。
次のリーダーはどうあるべきか?


考え抜くチャンスとしたいと思っています。


では、また明日。