こんばんはたいらのあたまです
十年前 検査でわかった腫瘍
手術が必要だった
検査をして3ヶ月後まで経過観察のところ
ちょうどその時期にフランス行きを予定しており
より深く検査を早めてもらってわかった腫瘍
命拾いのフランス様様
その時にいつものように大好きなマダムヴォジェルの料理レッスンを
予約していた
急に手術が必要となりパリにはいけないので
拙いフランス語で(当時は翻訳機能がまだポンコツで・・)
メールを送った。
マダムヴォジェルは心配してくださって何度もメールを下さった
私は少ないボキャブラリーを駆使して何度もメールを
送ったことを覚えている
優しい日本人が好きな先生でパリで心細く過ごす私にとっては
女神様だったなぁ
手術後 2ヶ月でパリには行ったものの
ただぼんやり過ごすだけでレッスンをしたり
人と会う元気はなかった
そろそろフランスへと思った時期にテロ事件
先生とのメールも次れてしまった
どうされているかなぁとずっと気になったいた時に
まさかの日本向けのこちらのレシピ本を見つけた時は
驚きと嬉しさと愛おしさに心が溢れた
もう出版されたのはずっと以前のことで
先生はとてもお若い 日本向けにアレンジはなされているものの
パリのお家やレッスン風景を懐かしく思い出す
その中からパリのレッスンで教わったカスレは
白インゲン豆を使うお料理、日本では白インゲン豆は乾燥豆で
戻して使うが フランスでは生白インゲン豆があり
さやから出してすぐに使うことができることに驚いて
マルシェで買ってそっと持ち帰ったことがある
晩御飯にはカスレを大豆で作ってみた
ちょうどトゥールーズのソーセージをメツゲライクスダさんで買っていたので
それを使って
他にはかぼちゃと万願寺唐辛子のアンチョビ バルサミコ
アコウのカルパッチョ
栗のニョッキ
マダムヴォジェル、お元気でいらっしゃることを
願っています