この二日間色々と発表がありまして、またぐるぐるぐるぐるAKB48の事ばかり考えておりますが、前々回からの続きです。
新人メンバーがシングル選抜に抜擢される事について、それ自体は悪い事ではないし過去に成功した例もあることは承知の上で、それでもこれだけは言いたいという様な事をグチグチとやっている訳ですが、お付き合いくださる方がいらっしゃればどうぞw。
何故若いメンバーを抜擢するのか?
アイドルには寿命がある(と思われている)からではないかな?
実際ほとんどの女性アイドルは遅くとも20代のうちに女優、バラエティータレント、モデル、などに転身するか、結婚して引退もしくはセミリタイア。それとは別に起業家だとか、ライターだとか、全く違う道へ進む人もいます。
いずれにせよ、女性アイドルの場合は長くて10年、多くの場合5年未満の活動期間というのが相場と考えられます。(松田聖子という例外を除いて)。
そう考えると早め早めの売り出しというのはわからないでもない。じっくり時間をかけて育てたエースがセンターに立った途端に卒業発表されてはたまらないもんなぁ。
と一定の理解を示しつつ、それでもやはり育成期間は必要でしょう。
アイドルに寿命がありそれが最長10年程度と過程した場合の成長過程を四季に例えてみました。(想定としては48G所属)
春
オーディションに合格し、アイドルとしての活動を始めたばかりという段階。歌もダンスもまだまだ未熟。稀に歌もしくはダンスのスキルの高いメンバーもいるが、その活かし方がまだ掴めていない状態。
夏
アイドルの活動にも慣れ、少しづつ自信を持ち始める時期。知名度も上がり人気も出始める。歌やダンスもグングン上達する。
秋
アイドルとしてのスキル(歌、ダンス、その他テレビや握手会の対応力など)が一定のレベルに達し安定する時期。見方によっては停滞期とも言えるだろう。
この段階になると将来のこと(アイドルを卒業したらどうするか?)を真剣に考える様になる。この段階で卒業を決意するメンバーも多い。
冬
アイドルとしてやれる事はやり尽くしたと本人が感じる段階。個人の利益よりもグループを優先する考えや後輩を育てるという考えが芽生える。いつ卒業してもおかしくない状態。
ざっとこんな感じ。それぞれが何年目にあたるのかは個人差もあると思うので明記していませんが、しいて言えば1~2年目が春、3~6年目が夏、7年目くらいが秋でそれ以降は冬。
今の48Gの状況というのは、この喩えで言うところの春の時期に全てが決まってしまう。
春の時期に運営から“見込み有り”と判断されれば選抜やユニットに抜擢される。しかしそれを逃すとそこから選抜メンバーへ選ばれるのは難しい。
春の段階で運営の“推し”を得られないメンバーはその後飼い殺し状態になってしまう。個人仕事で多少の活躍をしても選抜に選ばれる事はほぼない。唯一逆転可能なのは選抜総選挙なのだが、これも知名度の有るメンバーが有利なので選抜に入るのは非常に稀なケース。
アイドルに寿命(賞味期限と言ってもいいかも)があると考えるあまりに売り出しを焦る運営、しかし本来は夏の時期にこそ売り出す(推す)べきなのでは?と私は考えます。
ある程度実力というものも付いて個性もハッキリしてくる時期、そこで見極めても遅くはないと思うんだけどなぁ。
今、パッと浮かぶのは田野優花。彼女をシングルの選抜に入れるべきだと強く思います。
ミュージカル「オズ」出演以降の彼女の活躍ぶり、AKB48関連のバラエティー番組でもアイドルらしからぬ振る舞いが逆に面白かったり、劇場公演も自信に満ちたパフォーマンスで素人目に見てもひとつ頭抜けた実力を感じる。彼女は今私の言うところの夏の時期にあると思います。
ルックスも特徴的で多人数の中にいてもすぐにわかる!これ大人数のグループだと重要なことだと思います。
こういう個性的でパフォーマンス力のあるメンバーを選抜に入れないのはおかしい!
センター候補生ばかりじゃつまらないぞ!
などと勢い書いてしまいましたが、私は田野優花推しでもなんでもありませんw。(握手会も行った事ないです)
客観的に見てそう思うのです。
兼任と選抜
シングル選抜の話ついでに、兼任とシングル選抜の関係についても考えてみる。
兼任メンバーはスケジュール的にも体力的にも非常に負担のかかる活動を行なっています。それだけのリスクを負っているのだからそれなりの見返りも必要でしょう。
ひとつには二つのグループを掛け持ちする事で得られる経験、それが彼女達の成長に繋がるということが見返り(成果)と考えることもできるでしょう。
ただ兼任の主な活動は劇場公演なので、知名度アップには繋がりにくい。
そう考えるとやはりシングル選抜メンバーに入るというのがメリットとしては分かりやすい。
現状では兼任でないメンバーでもAKB48の選抜に選ばれていますが、姉妹グループから選抜されるにはAKB48兼任でなくてはならないという条件を作れば兼任という事が今よりもメリットのあることになるのでは?
もちろん兼任したから必ず選抜に入れるという意味ではありませんよ、その権利が与えられるという意味です。
当たり前となっている姉妹グループからの選抜に根拠を与えることにもなります。
「この子AKBなんだっけ?」
「いや、SKEだよ」
「兼任ってやつか」
「ううん、兼任じゃない」
「え?でもこれAKBの曲でしょ?」
などという不毛なやり取りをしたことはありませんか?
まあ、世間の人に理解してもらう必要もないのですが、ファンとしても不思議ではあります。
話がだいぶそれてしまいましたが、兼任もある意味抜擢、これがキチンとチャンスとして機能することが望ましいと思います。
アイドルという特殊な世界では、歌が上手いとかダンスが上手いとかいう事が必ずしも人気に繋がらない。
じゃあ見た目か?というとそれも違う。
何がアイドルとしての魅力になるのか?方程式が成り立たない所に面白さがあると言えるでしょう。
そう言うなら、経験不足な新人が選抜に入ってもいいじゃないか!という声が聞こえてきそうですが、それも一理あり。
ただ、48Gには200人を超えるメンバーが既にいます。そして、我々ファンはそれぞれに思い入れもあります。
そこへ馴染みのない新メンバーが選抜入りという事になると、やはり反感を持ってしまうのも人情というもの。
新メンバーは劇場公演で評判になるだとか、テレビ出演で話題になるだとか、そういった手順を踏んでから選抜に入るのが筋なのでは?と少々堅苦しいことと思いつつ、そんな事を考えておるのです。
そんな主張をねじ伏せるくらいの圧倒的な新人が現れればまた話は別なんでしょうがw。
新人メンバーがシングル選抜に抜擢される事について、それ自体は悪い事ではないし過去に成功した例もあることは承知の上で、それでもこれだけは言いたいという様な事をグチグチとやっている訳ですが、お付き合いくださる方がいらっしゃればどうぞw。
何故若いメンバーを抜擢するのか?
アイドルには寿命がある(と思われている)からではないかな?
実際ほとんどの女性アイドルは遅くとも20代のうちに女優、バラエティータレント、モデル、などに転身するか、結婚して引退もしくはセミリタイア。それとは別に起業家だとか、ライターだとか、全く違う道へ進む人もいます。
いずれにせよ、女性アイドルの場合は長くて10年、多くの場合5年未満の活動期間というのが相場と考えられます。(松田聖子という例外を除いて)。
そう考えると早め早めの売り出しというのはわからないでもない。じっくり時間をかけて育てたエースがセンターに立った途端に卒業発表されてはたまらないもんなぁ。
と一定の理解を示しつつ、それでもやはり育成期間は必要でしょう。
アイドルに寿命がありそれが最長10年程度と過程した場合の成長過程を四季に例えてみました。(想定としては48G所属)
春
オーディションに合格し、アイドルとしての活動を始めたばかりという段階。歌もダンスもまだまだ未熟。稀に歌もしくはダンスのスキルの高いメンバーもいるが、その活かし方がまだ掴めていない状態。
夏
アイドルの活動にも慣れ、少しづつ自信を持ち始める時期。知名度も上がり人気も出始める。歌やダンスもグングン上達する。
秋
アイドルとしてのスキル(歌、ダンス、その他テレビや握手会の対応力など)が一定のレベルに達し安定する時期。見方によっては停滞期とも言えるだろう。
この段階になると将来のこと(アイドルを卒業したらどうするか?)を真剣に考える様になる。この段階で卒業を決意するメンバーも多い。
冬
アイドルとしてやれる事はやり尽くしたと本人が感じる段階。個人の利益よりもグループを優先する考えや後輩を育てるという考えが芽生える。いつ卒業してもおかしくない状態。
ざっとこんな感じ。それぞれが何年目にあたるのかは個人差もあると思うので明記していませんが、しいて言えば1~2年目が春、3~6年目が夏、7年目くらいが秋でそれ以降は冬。
今の48Gの状況というのは、この喩えで言うところの春の時期に全てが決まってしまう。
春の時期に運営から“見込み有り”と判断されれば選抜やユニットに抜擢される。しかしそれを逃すとそこから選抜メンバーへ選ばれるのは難しい。
春の段階で運営の“推し”を得られないメンバーはその後飼い殺し状態になってしまう。個人仕事で多少の活躍をしても選抜に選ばれる事はほぼない。唯一逆転可能なのは選抜総選挙なのだが、これも知名度の有るメンバーが有利なので選抜に入るのは非常に稀なケース。
アイドルに寿命(賞味期限と言ってもいいかも)があると考えるあまりに売り出しを焦る運営、しかし本来は夏の時期にこそ売り出す(推す)べきなのでは?と私は考えます。
ある程度実力というものも付いて個性もハッキリしてくる時期、そこで見極めても遅くはないと思うんだけどなぁ。
今、パッと浮かぶのは田野優花。彼女をシングルの選抜に入れるべきだと強く思います。
ミュージカル「オズ」出演以降の彼女の活躍ぶり、AKB48関連のバラエティー番組でもアイドルらしからぬ振る舞いが逆に面白かったり、劇場公演も自信に満ちたパフォーマンスで素人目に見てもひとつ頭抜けた実力を感じる。彼女は今私の言うところの夏の時期にあると思います。
ルックスも特徴的で多人数の中にいてもすぐにわかる!これ大人数のグループだと重要なことだと思います。
こういう個性的でパフォーマンス力のあるメンバーを選抜に入れないのはおかしい!
センター候補生ばかりじゃつまらないぞ!
などと勢い書いてしまいましたが、私は田野優花推しでもなんでもありませんw。(握手会も行った事ないです)
客観的に見てそう思うのです。
兼任と選抜
シングル選抜の話ついでに、兼任とシングル選抜の関係についても考えてみる。
兼任メンバーはスケジュール的にも体力的にも非常に負担のかかる活動を行なっています。それだけのリスクを負っているのだからそれなりの見返りも必要でしょう。
ひとつには二つのグループを掛け持ちする事で得られる経験、それが彼女達の成長に繋がるということが見返り(成果)と考えることもできるでしょう。
ただ兼任の主な活動は劇場公演なので、知名度アップには繋がりにくい。
そう考えるとやはりシングル選抜メンバーに入るというのがメリットとしては分かりやすい。
現状では兼任でないメンバーでもAKB48の選抜に選ばれていますが、姉妹グループから選抜されるにはAKB48兼任でなくてはならないという条件を作れば兼任という事が今よりもメリットのあることになるのでは?
もちろん兼任したから必ず選抜に入れるという意味ではありませんよ、その権利が与えられるという意味です。
当たり前となっている姉妹グループからの選抜に根拠を与えることにもなります。
「この子AKBなんだっけ?」
「いや、SKEだよ」
「兼任ってやつか」
「ううん、兼任じゃない」
「え?でもこれAKBの曲でしょ?」
などという不毛なやり取りをしたことはありませんか?
まあ、世間の人に理解してもらう必要もないのですが、ファンとしても不思議ではあります。
話がだいぶそれてしまいましたが、兼任もある意味抜擢、これがキチンとチャンスとして機能することが望ましいと思います。
アイドルという特殊な世界では、歌が上手いとかダンスが上手いとかいう事が必ずしも人気に繋がらない。
じゃあ見た目か?というとそれも違う。
何がアイドルとしての魅力になるのか?方程式が成り立たない所に面白さがあると言えるでしょう。
そう言うなら、経験不足な新人が選抜に入ってもいいじゃないか!という声が聞こえてきそうですが、それも一理あり。
ただ、48Gには200人を超えるメンバーが既にいます。そして、我々ファンはそれぞれに思い入れもあります。
そこへ馴染みのない新メンバーが選抜入りという事になると、やはり反感を持ってしまうのも人情というもの。
新メンバーは劇場公演で評判になるだとか、テレビ出演で話題になるだとか、そういった手順を踏んでから選抜に入るのが筋なのでは?と少々堅苦しいことと思いつつ、そんな事を考えておるのです。
そんな主張をねじ伏せるくらいの圧倒的な新人が現れればまた話は別なんでしょうがw。