夏の温泉利用法 | 平準司@神戸メンタルサービス カウンセラー養成・個人カウンセリング・心理学の講演、執筆を行っています!

暑い。DASH!


ものすごく暑いのである。ダウン

カナダ帰りの私にとって、この暑さは耐えられないのである。

いやはや、カナダは涼しかった。いや、寒いぐらいであったからして、この日本の暑さは耐えられない。



だからして、温泉に行きたくなるのである。

「暑いのに温泉?」なぜ?


そうなのである。基本的に私はクーラーが嫌いで、よほどのことがないかぎりつけっぱなしで寝ることはない。



ちなみに、私の寝室にはクーラーがない。よって、夏は夫婦別室である。ハートブレイク


が、しかし、このように暑いときに温泉に入ると、みなさんも経験がおありだと思うが、風呂上がりはそれはそれはものすごく涼しいのである。だからして、暑い夏には温泉に行きたいのである。

が、しかし、温泉にも夏向きの温泉と冬向きの温泉があるビックリマーク



一般的に食塩泉と呼ばれる塩系の温泉は、毛穴に塩が入り、汗を封じ込める作用があることから“温もりの湯と呼ばれる。有馬温泉を中心に、冬向きの温泉である。ぽかぽか

一方、夏向きの温泉というと、重曹泉や炭酸泉が挙げられる。重曹もしくは炭酸の働きで毛穴をきれいさっぱり洗い流してくれる。熱を発散しやすいことから“冷えの湯”と呼ばれる。寒い

ちなみに、冬に“冷えの湯”に入ると、温泉で温まったつもりでも湯冷めしやすい。

わが家は有馬温泉付近にある温泉銀座の真ん中にあるのであるが(よって、年に数回ぐらいしか家の風呂には入らん)、有馬型の温泉ばかりで重曹泉がない。

ちなみに、一カ所ものすごく強力な炭酸泉があるのであるが、この温泉は食塩系の炭酸泉であるので、ややこしい。温もるのやら、冷えるのやら‥‥。それはもう、昔、流行ったアイスクリームの天ぷらのようなものである。思わず、「どっちやねん」と突っ込みたくなるので入りにくい。



だからして、そんなときにお世話になるのが水風呂である。

多くのみなさんは、この水風呂を見落としていらっしゃる。

ああ、もったいない!

きょうはあえてお伝えしたい。それは、温かい温泉に入るより、水風呂に入ったほうが血行はよくなるということなのである。

誤解のないように申しておきますが、温かい温泉でゆっくり温まったあと、サッと入るだけでいいんですよ。水風呂に10分以上つかると、冬は命にも関わりますので、おすすめいたしません。

温かい温泉でゆっくりと温まったあと、水風呂に入ると体はあまりの冷たさにものすごく引き締まります。がゆえに、ものすごく血流が激しくなり、あったまるのであります。おふろ。

水風呂に2分つかって出ると、ものすごくポカポカと体が温まります。で、23分は温かいお湯につからず、ウロウロしたりしておくことをおすすめいたします。

そして、ふたたび温かいお湯でゆっくりと体を温める。これを交互に繰り返すと、ものすごくさっぱりするのです。


有馬型の強食塩泉に入っても、水風呂に入り、最後にきれいに塩を洗い流して出ると、とてもすっきりして気持ちがいいのであります。


最近は、サウナ併設の健康ランドあたりでも水風呂は必ずあるので、みなさんも一度お試しあれ。

水風呂は苦手だといわれる方も、ひざまでならどなたでもつかれると思う。それだけでも効果はありますよ。ブタ